招き猫先生の『ことちか日記』H27 8/31

先週末の校内実力考査の採点が終了した。
このテストの内容は、夏休みの課題の確認である。しかし、そこそこ骨のある問題も含めて、全195問200点満点であるから、そう易々と高得点は取れない。

 

と思った吾輩であったが、いい意味で予想は裏切られた。

 1年A組平均82.6

 1年B組平均82.9

 1年C組平均82.4

        学年平均82.6

 

という思いもよらない好結果が出たのである。
確かに、夏休みの課題から出題している。講座で説明したものを中心に出している。しかし、やらなかったらできない問題である。

最高点は、1問間違いの100点(1問0.5だったので切り上げ)だった。下位もいるにはいたが、モチベーションの低さを感じるような、半分を切る得点や無気力な答案は一枚もなかった。出来不出来は会っても「前を向いている」答案ばかりであった。吾輩は改めて「この生徒たちなら必ず伸びてくれる」と確信するのである。

各クラス平均点に大きな開きがないことも吾輩にとって嬉しいことである。それぞれの学級の持ち味はあってよいが、極端に差がつくのはやはり心配である。

さて、明日から本格的に二学期授業のスタートである。楽しく充実した学びの空間を愛する生徒たちと創造していきたいものである。

 

本日は、ここまで。

招き猫先生の『ことちか日記』H27 8/28

本日は、校内実力考査である。愛する中一諸君の健闘を祈る。

 

今回の実力テストの出題範囲は、夏休みの学習課題である「夏ことちか」其の一~其の四の冊子となる。ひねった問題は出していないので、しっかりやって身に着けていれば高得点が狙える(はずなのだが)。

現代語の文法は、とにかく主語・述語を把握して、修飾語(どの文節がどこにかかっているか)の理解を期待したい。
漢字・語句分野では「熟語の構成」の重点を置いている。「熟語の構成」とは、熟語がどのようにしてできているかを問う問題である。これは今後の漢字検定・日本語検定に直接関わってくる力である。当然、漢文学習の基礎ともなる。そして、それよりも何よりも「構成」を考えて「熟語」を見つめることは、的確に読み理解する・深く学ぶことの大きな基礎となる。

 

たとえば、「優劣」という熟語がある。
これを「優れていることと劣っていること」と読み解くのである。そして、その構成は①「対義語の関係」と理解していくのである。

また、「養育」は「養うことと育てること」、つまり②「類義語の関係」である。

「最善」は「最も善い」、善いは善いでも最も善い、③「修飾・被修飾の関係」となる。

「国立」は「国が立てる」、④「主語・述語の関係」である。

「洗顔」は「顔を洗う」、これこそが漢文に多く見られる⑤「下から返って読む」下の漢字が上の漢字の目的語・補語となるパターンである。

その他にも、⑥上に「不・無・非・未」の打ち消しを表す熟語や⑦三字以上の熟語が省略されている「高等学校=高校」というような熟語がある。

あらゆる熟語を上記の①~⑦などに識別していくのである。
この学習には、驚くほどの個人差が出る。だからこそ、国語の読解には欠かせない観点なのである。

 

吾輩はしつこくやるのである。本日の結果や如何に?である。

 

本日はここまで。

招き猫先生の『ことちか日記』H27 8/27

校内実力考査が迫っている。夏休みに取り組んだ「言葉の知識」と「現代文法」を試す内容である。

 

吾輩は、中一のみんなに対して、国語をスポーツにたとえて話すことがある。

吾輩「サッカーでもバスケでもテニスでもいい。スポーツの試合に参加するときに絶対に必要なものって何かな?」

生徒「ある程度練習してうまくなっておくこと」
生徒「下手でもいいから気持ちがあること」「やる気!」
生徒「最低限のルールを知っておくこと」
生徒「技術と体力」
生徒「そのスポーツの特徴を理解すること」などなど

生徒の答えは様々である。

吾輩は言うのである。

まず、どんなスポーツでも試合を進める上での「ルールの理解」は最低限必要だね。これは国語で言えば、基本的に日本語が読めて、何を問われているのかがわかるという言葉の知識だね。
次に、ルールがわかっていても、技術があっても、ゲームを進めていく上でコートやピッチを駆け回って展開できる体力がないとどうにもならないね。これは国語の「文章を大量に読み続け、理解していく思考の持久力」と言えるかな。

生徒「じゃあ、テクニックとか戦術は何になるんですか。」

吾輩「そうだね。テクニックつまり技術は、それぞれの問いに対して的確にその意図を把握したり、適切な着眼点を見つけたり、解くためや絞るための知識を持っていたりすることだね。」「だからこの技術は個人差があるよね。」

吾輩「そして、戦術は何を想定して立てていくかな。」
生徒「それは対戦相手のチームですよ。」
吾輩「そうだね。だから、戦術は模試の内容や広く言えば、志望校の出題傾向にあわせた対策ってことになるかな。」

吾輩「今回やる文法や言葉の知識は、それを知らなきゃ試合にならない。試合ができないというレベルのルールの理解と基本的な技術だよ。」「サッカーで手を使っちゃいけないとか。バスケで自分のゴールにシュートしないとか。」

生徒「オウンゴールしないようにしっかりやらなきゃなあ(笑)。」

 

まあ、のどかな日大中である。

 

本日はここまで。

招き猫先生の『ことちか日記』H27 8/26

台風一過!二学期のスタートである。
これからも愛する中学1年生の国語の学習を中心に、吾輩の自己中心的な想いを縷々綴っていきたい。皆様のご愛読感謝である。

 

さて、先日8月22日に、筑波大学附属小学校の二瓶弘之先生をお招きしての「国語科公開研究授業と学ぶ会」が実施された。今夏2度目となる催しであったが、前回を上回る盛況と充実度で無事終了することができた。参加していただいた近隣の先生方、保護者の皆様、緊張しつつも頑張ってくれた生徒諸君に大感謝である。

今夏の授業は、第一回が「物語文」、第二回が「説明文」であった。どちらも学ぶべき点が多い内容であり、折に触れて今後綴っていきたい。

今夏も五十箇所(一日二箇所以上も含めて)以上の講演や授業、ワークショップをこなしている、売れっ子の芸能人なみに全国からオファーが殺到している二瓶先生である。本校に二度の来校というのはとてもありがたいことである。それに加えて、吾輩が楽しみにしていることがある。本校に来校いただいている時間の中でわずかではあるが、二瓶先生と二人だけでの会話ができることである。

その内容も今後皆様に披露していきたい。

本日は始業式につき、バタバタしている。よって、本日はここまで。

招き猫先生の『ことちか日記』H27 8/19

今週から夏季講座の後期が始まっている。
我らが中一の諸君も初日の月曜日は大変そうだった。
とはいえ、講座三日目ともなると慣れてきたのか、引き締まった取り組みをしてくれている。

さて、後期の講座では『現代文法』に取り組んでいる。
言葉の単位は、
文章>段落>文>文節>単語
という区分けになるのだが、今みんなで取り組んでいるのは、文を文節で区切って、それぞれの文節の役割を理解するという内容である。

具体的に言えば、それぞれの文節の役割は、主語・述語・修飾語・接続語・独立語のいずれかに分類される。また、二つの文節の間には、主語と述語の関係、修飾語と被修飾語の関係、並立の関係、補助の関係というものがある。

それらを学んだ上で、この文の主語と述語は?この文節はどの文節を修飾しているか?などという問いに答えていくのである。

この学習をしっかりやっておかないと、言語技術のトレーニングはもちろん、記述スタイルの模試、大学入試の小論文や論述・口述のテストに適切に対応することができない。
世に謂うところの難関大学に合格した生徒であっても小論文指導の際に「ここは主語と述語がねじれているだろ」「この文節はどこにかかっているんだ」と指摘したところ、きょとんとした顔をすることがある。「日本語としておかしいよね」といったら「ぼくはおかしいとは思いません。それは先生の主観じゃないですか」と反発してくる始末である。

生徒たちにいつも話していることであるが、これからの時代、的確に話せない、書けない人間は本当に不利になる。言語技術もそのための準備として指導していきたい。しかし、上滑りをしてはいけないのである。

先進的なもの、世界基準を感じさせるもの、魅力的で飛びつきたくなる指導法や学習コンテンツは世の中にあふれている。しかし、日本語の基盤をしっかり確立させた上での話である。

さてさて、中一諸君の理解がまずどこまで進むか楽しみである。まあ簡単にはいかないだろう。それが楽しみなのである。

本日はここまで。