招き猫先生の『ことちか日記』R1 10/6

平成8年の冬くらいだったと思う。
当時、吾輩は日大中の1期生の担任をしていたころである。

当時の長崎日大は、平成とともにスタートした「国公立大学進学クラス(現在のアカデミーコースⅠ類)」の成功により、九州大学や長崎大学などなど、国公立大学への合格者数を順調に伸ばし始めたころであった。

吾輩も、第4代目の「国公立大学進学クラス」の副担任(担任は力野理事長)と国語の担当を務めた。この学年もよく頑張って、一橋大(この生徒は後に司法試験に合格!)、大阪大、九州大、広島大、熊本大、長崎大と充分な結果を出してくれた。

その生徒たちの受験指導をする中で、痛感したのである。
「まだまだ自分自身の勉強が足りない。」と。

よって、その後、日大中の1期生の担任と国語の担当を務めた頃は、受験生並みに学習するとともに、全国各地の「これはっ!」という評判の国語の先生を訪ね、教えを乞うとともに、予備校にも通っていた。東大・京大コースといった超難関養成の講座を浪人生に混じって受講していたのである。

前置きが長くなってしまったが、その予備校の「小論文講座(教育系)」で出会ったのが、本日、ご紹介したい『寅さんの教育論』である。映画監督である山田洋次さんの著作である。1982年の初版であるから、一時代前の教育論かと思いきや、改めて読み直してみると「真理は色褪せない」のである。

私もまたバカな親のひとりですから、自分の子育てについてえらそうに言えることなどひとつもありません。ただ、多くの後悔のなかから今思っていることは、子どもははっきり親とは別な人間なんだから、その人間がどのように成長していくかということは、その人間の中に可能性としてあるのであって、親はそれを信じてじっと見つめてやるしかない、ということです。親は子どもを信頼すべきです。自信を持て、すくすくと育て、と祈るような思いで見つめてやるべきです。そして、良いものを発見したらすぐにほめてやり、危険なときには飛び出していって守ってやる。あとは子どもが自分でぶつかって、自分で考えて、自分の道を切り拓くわけだけれど、

吾輩もまたバカな親のひとりである。なかなかそれができなかったなぁと思う。いやいや、まだ遅くはない。長崎日大の1500余人の生徒さんを、「自信を持て」「すくすく育て」と祈りを込めて、愛情を込めて見つめ続けるのである。

  

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 10/5

本日は、長崎日大「秋のオープンスクール」である。
晴天の下、多くの小学生、中学生、保護者の皆様にご来校いただき、有り難きことこの上ない1日であった。

本校ビジュアルホールに「ぎっしり」ご来場いただいた中学校のオープンスクール参加の小学生と保護者様を前にご挨拶を申し上げるところから始まったのだが、予想を大きく超える皆様の数に「嬉しくて嬉しくて」ついつい話が長くなってしまった。

そこから、中学校・高校と催し物を見て回った。今回のオープンスクールは、エンターティメントの部分はほとんどなく、授業の体験が中心であった。

学校には、それぞれの魅力があっていいと思うが、やはり中心となるのは「授業」だと思う。なんだかんだ言っても、生徒の皆さんが学校に来て一番多く時間を過ごすのは、1日の「授業」なのだから。

「授業」における、充実・対話・成長の実感・学ぶ楽しさ・緊張と緩和などなど、「授業」のクオリティーを誇れる学校でありたいものだ。

長崎日大の行事やイベントは、「みんなで創っている」という実感がする。朝早くから準備や清掃にあたっているスタッフ、会場の案内から、最後のお見送り、夕刻まで続く個別の相談、とにかく、生徒の皆さんから教職員まで(育成会の皆さんのご協力もいただいていた)、最後の最後まで全体で取り組んでいた。
いつものことだが、ご来校いただいた皆様と、オープンスクールを動かしていただいた皆様に、心から感謝申し上げたい。

今朝早く、校舎前を懸命に清掃してくれていたのは、現在教育実習中のMくんであった。ありがとう!また、先日、認証式を終えたばかりの生徒会長のTくんが、体育館前のスリッパを一足ずつ片付け、来校者に対応してくれていた。さすが!である。

特に、中学校・高校の生徒会の皆さんの働きは素晴らしく、頭が下がる思いがした。先日もらった「日本大学130周年記念クッキー」を差し上げたが、ちと足りなかったかなと。今度なにか追加しようと思う。

とにかく、皆さん、ありがとう。
吾輩またもや、長崎日大に「大感激」である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 10/3~4

10月3日から4日にかけて、上京してきた。日本大学の130周年記念式典・祝賀会の末席を汚すためにである。

 

充分わかっていたとは言え、帝国ホテルで開催された「記念式典」「祝賀会」ともに、そのスケールの大きさに驚いてしまった。

日本大学のスケールメリットは、政界・財界・法曹界・医学界などをはじめ、スポーツや芸術分野に至るまで、名だたる傑物を輩出していること、各業界にOBが存在することなどによる「圧倒的な就職力」において表現されていた。

しかし、日本大学の現状を知れば知るほど、新しい印象が加わってきたのである。
これからの時代に求められるものを鋭く見つめ、いかにすれば、その中で卓越した輝きを放ち、良く生きる学生を育てることができるのかを考え続け、各学部において確かな教育を展開している。多様性を持つ学生に対し、実にきめ細やかな丁寧な教育活動を実践している。

吾輩は、日大の付属校に棲み着いている身であるから「日大へのおべんちゃら」を言っているのではない。

各学部の先生方のお話(とにかく、熱く語る先生が多い)をうかがい、そこに進学した学生(就職までしっかりと導いていただいた)の話を聴き、実際に学部を訪ね、立地・施設・設備とカリキュラムや学生への対応なども確認する中で、そう思うのである。

「長崎日大」の生徒さんたちが志望する大学はそれぞれ自由であって良いのである。そうでなくてはならないと思う。しかし、選択肢の一つに「日本大学」を持っているということは、進路選択における大きなアドバンテージだと言えるだろう。

他の学校にはない大きな魅力である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 10/2

本日は「諫早市中総体駅伝競走大会」である。

過去においては、なかなか出場すら叶わなかった日大中であるが、近年は頑張って参加を果たしている。

が、しかし、どの中学校も、この駅伝大会には全校挙げて気合いを入れて臨むのである。夏休みから毎日のように練習し、その中から選抜されたメンバーで大会に出場する。もちろん、陸上部で日々長距離の練習を積んでメンバー入りする生徒もたくさんいる。そして多くの中学校がAチーム、Bチームと2チーム編成で参加するのである。

日大中は、近年の陸上部の華々しい活躍ぶりはご存じのことかと思うが、
長距離部門は今のところ部員がおらず、また、他の陸上部員も大会が近いということで、この駅伝には出場できないのである。よって、陸上部以外の生徒で、メンバーを編成して臨んだのである。

それぞれの部活動や放課後などの講座もあり、スクールバスの都合もあり、ある程度の練習すらなかなかできない。

ということで、出場すると決意するにも勇気が必要だったのではと思う。気軽にチャレンジできることではないのである。

ところが、である。出場した生徒の皆さんの凜々しいことと言ったらこの上なく、男女全員が精一杯の力走を、大激走を見せてくれたのである。

気温はぐんぐん上がり、途中で強い日射しもあって、応援している吾輩も汗だくであった。

女子の終了後も男子の終了後も吾輩は言った。
「一人でも心が折れたり、諦めたりしたらこの結果はなかった。」と。

結果は、女子が22チーム中18位! 男子が27チーム中24位!
胸を張ってほしい。君たちは吾輩の誇りである。

君たちの勇気と頑張りに心から感謝する。

吾輩は今日の君たちを心から尊敬する。本当にありがとう。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 10/1

恐縮であるが、ラグビーの話の続きである。

世界ランキング2位のアイルランドに勝ったのである。
これまで11回対戦して勝つどころか、まともに試合にならなかったアイルランドに勝ったのである。

前回のワールドカップにおいて、世界ランキング3位の南アフリカに勝ったことがあった。それも素晴らしいことなのだが、残念ながらその試合は「南アフリカの油断」が確かに感じられた。

その4年後となる今回、日本に対しての「油断」というものはなくなったアイルランドに勝ったのである。

一度でもラグビーを競技として経験された方ならばわかっていただけると思うが、ラグビーというスポーツは「強いほうが絶対に勝つ」と言える随一のスポーツなのである。

改めて思う。世の中において、物事において、本当に勝ちたいと思い、年月をかけて構想と戦術を練り、正しいハードワークを継続し、共鳴者とチームメイトを増やし、魂をこめて挑み続けたならば、不可能を可能にできるのかもしれない。

学校教育においてもしかりである。

しかも、長崎日大には、すでに「心温まるチーム」が存在する。

ひとつひとつの取り組みを丁寧に心をこめて正しく継続していけば、現段階では困難なことであっても必ず突破できるのではないかなと思うのである。

興奮気味に綴ってしまった2日間であった。ご容赦されたし。である。

本日はここまで。

 

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