招き猫先生の『ことちか日記』H27 12/19

本日は、今年最後、というよりも今年度最後の学校説明会である。今年も多くの保護者様・生徒さんにご来校いただき、恐悦至極である。先般実施された「中学校第一回入試」昨年を上回る437名の受験をいただき、中学スタッフ全員で喜んでいた。

その中でも、喜ばしいポイントが三つある。

まず、専願受験(合格したら必ず入学するということ)が増えたことである。いわば、第一志望としていることなので、それは有難いことなのである。

次に、ご兄弟・姉妹の受験が多いことである。これは中学校だけでなく、長崎日大の伝統的な特徴でもあるのだが、実際に中学・高校に通わせてみてからの選択ということであるから、スタッフにとっては一番嬉しいことではないだろうか。

最後に、塾の先生方から「この子は県立中に合格できる学力は充分持っているけど、日大中の方が向いているし、伸びると思うよ」というご紹介・ご推薦をいただいての入学者が増えてきていることである。この観点が嬉しく、喜ばしいのである。

吾輩は、常々「中学選びのポイントは難易度ではなく、適性です」と機会あるごとに申し上げている。お子様の特性とその学校のスタイルが一致することが最も大切という意味である。県立中が3校になり、長崎県下に「中学選び」の意識が高まったことは確かである。しかし、まだまだ「中学は地元の公立中でいいんじゃないかな」とお考えのご家庭も多いだろう。もちろん、地元の公立中でもいいのである。しかし、「考える」ことは必要である。つまり、「どのような目的意識を持って中学校生活を送ろうとするのか」をしっかり考えて4月からの生活に臨むべきだということだ。そのためには、それぞれの中学校の教育的な特色などを知ることとお子様の特性やお子様の将来に対するご家庭のご意向を確認する必要がある。様々に鑑みた上で、ビジョンを持っての中学進学が理想的なのではないかなと吾輩は思う。

吾輩たちは「選んでいただける学校」になるための努力を続けなくてはならない。「選んでいただいた感謝」を忘れてはならない。それぞれの中学生活を頑張ってくれている生徒さんに対して「敬意」を抱かなくてはならない。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H27 12/18

本日は休業日である。長崎日大は部活動の生徒とセンター試験が迫ってきた高校3年生が登校してきている。

吾輩もたまには朝寝を決め込もうかなと思っていたが、愛する中一諸君へのクリスマスプレゼントを準備するために登校している。賢明なることちか日記愛読者の皆様はすでにお察しのここと思うが、もちろん「冬休みの課題」である。

この冬休みの課題は、
①「ことちか慣用句・ことわざ・故事成語」の冊子
 ※第1日~第12日まで、毎日見開き2ページ分を
  消化していくものである

中一で徹底的に読みにこだわり、中二では「言葉の知識」と「言い回し」にこだわっていく予定である。ことわざ・慣用句はこれまでにもなじみがあるかもしれないが、故事成語はまだ未知なる領域かもしれない。最終ページには「造詣が深い」「虎口を脱する」「いい塩梅」などという表現まで出てくる。
理解した上で、使いこなしてほしいものである。

②「書いて覚える小倉百人一首」の冊子
※上の句・下の句に分けて、各3回書いていくもの
 である。
※年明けの「第三回国語力統一テスト」は「百人一
 首」がテスト内容であり、中学生全員による「百
 人一首大会」も実施される。

先日の授業で尋ねてみたが、「百人一首」の存在はほとんどの生徒が知っていた。しかし「やったことがある」は約半数、「覚えている」は少数であった。高校の教科書などに頻出のものや解釈に重要な古文単語・表現、文法事項のあるもの(約四十首程度)は暗記させているが、今回は「なじむ程度でいいかな」と考えている。ただ、「遊び」にも準備が必要であることを学んでほしいという気持ちはある。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H27 12/17

本日は「ことちか」ではない。
昨日は、中一担任たちの「テスト企画」について触れたが、本日は、担任たちの「イベント企画」についてである。

本日の6・7校時、音楽室にて「クリスマス会」が実施された。中一全員がそれぞれのクラスでの出し物など楽しい時間をすごしていた。それだけでも吾輩にとっては嬉しいことなのだが、その際に、サプライズとして着ぐるみをつけた担任たちが現れたことが何より嬉しかった。サンタとなり、自分たちで大急ぎで買いに行ったケーキを笑顔で配っている姿を見て、「これが日大中なんだよな」と思った。

大切なお子様を生徒としてお預かりした以上、学力的に伸ばさなければならない。これは使命である。大学受験における志望校や志望学部によって、高校での学習の到達目標は異なるかもしれないが、中学時代に「学習習慣(生活習慣)」と「基礎学力(雑学も含めて)」をしっかり身につけさせることは大切だと思う。

しかし、それだけでは息が詰まる。吾輩は「詰め込み」という言葉をそれほど嫌っていないし、時期的にあってもいいかなというくらいに考えている人間であるが、要はバランスである。担任たちが、学習面でも遊びの面でも面白がって企画して、自分たちが頑張って盛り上げようとしている姿は素晴らしいと思う。

生徒諸君、大変な毎日かもしれないが、君たちの担任は頑張ってたぞ!

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H27 12/15

授業中のことである。

生徒とのやり取りの中で、「雑学」という単語が出てきた。
「雑学」ってどんなことかな?という発問に対して、数名が、「あんまり大事じゃないことを知ってること」「どうでもいい知識」と答えてきた。「当たらずとも遠からず」といったところか。そんな感じという人も多いだろう。

「雑」という漢字には「粗いさま・ぞんざいなさま」という意味がある。「雑な人」とか「乱雑」という表現になる。生徒たちに「雑誌」という言葉があるけど、どんな雑誌知ってる?と尋ねる。さすが中学生、いくつもの名前が飛び出してきたが、「ジャンプ」という声が大きかった。「週刊少年ジャンプ」といえば、古くは「男一匹ガキ大将」「マジンガーZ」から、「ドラゴンボール」「スラムダンク」、近年は「ワンピース」「ナルト」とか、数々の国民的な大ヒットアニメを生み出した漫画雑誌である。おっと、これを語ると三日はかかる。

そこで、尋ねてみた、「雑誌ということは、ジャンプは雑な本ということかな?」、生徒たちは考え込む。
「雑」を辞書で引くことになるのだが、「いろいろと入り混じる」の意があることを確認し、「種々雑多」とか「雑事」という熟語の意味を考えるだろう。さらに、「雑誌」を調べている生徒もいる。おそらく、ジャーナル・マガジンという言葉も目にすることだろう。つい、「右手にジャーナル、左手にマガジン」というフレーズについて語りたくなるが、さすがにまだ早いかと思い、自重した。
となれば、「雑学」とは「いろいろと入り混じった知識」となるだろうか。
吾輩は授業で続けて語る。「情報」を鵜呑みにしないで、自分なりに考察することで「知識」になる。「学問」をして、「見識」が加われば、それを「学識」という。「見識」とは、物事の本質を見通す優れた判断力のことである。「雑学」もそれに「思考」や「表現」が加わっていけば違うものとなる。それは「教養」である。様々なお考えがあるだろうが、吾輩なりの戯言である。学識と教養のある方々からすれば噴飯ものかも知れぬ。まあご容赦いただきたい。
こればかりやるわけにもいかないが、これも勉強である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H27 12/16

来る12月28日、愛する中一諸君にとっては今年最後の授業(冬季講座)である。そこで、A組・B組・C組の担任たちが考え出したのが、今年最後に「学級対抗のテスト」をやろう!ということであった。まあ、生徒諸君にとっては甚だ迷惑な話だ(苦笑)。

とはいえ、国語も何か準備してくだされとのこと、吾輩が準備したのは、以前紹介した「ことちか単語第三弾 説明文~評論用語」なのである。
いきなり、テストというのも忍びなくもあり、心もとなく(笑)もある。よって、小テストを実施した。

以下の問題である。

従事…ある仕事に就いていること。
殺生…生き物を殺すこと。
過不足…数量などが多すぎることと足りないこと。
慣習…古くから行われてきた、ある決まったやり方。
事象…実際に起こる、色々な出来事。
吟味…細かい点まで念入りに調べること。
精密…細かい点まで正確に作られていること。
均質…性質や成分にむらがないこと。
循環…一回りし、元に戻るのを、繰り返すこと。
信仰…神や仏を信じて敬うこと。
先見…先のことを見通すこと。
縮図…実際の物が、小さくまとまって表れている物。
浸食…少しずつ他の領域に入り、食い込むこと。
自制…自分の気持ちや欲望を、自分で抑えること。
少子化…生まれる子供が減り、子供が少なくなること。
所行…振る舞い。行い。
振興…物事が盛んになること。
受動的…他からはたらきかけられてから物事をする様子。
助長…ある状態などがより強まること。
浸透…考えや習慣などが広く行き渡ること。

二学期にやっていた「ことちか単語第二弾 小説用語」よりは、かなり読みやすいのではないかなと思われる。日常的にもけっこう耳にする語句が多い。逆に言えば、小説用語は、普段の生活ではなかなか耳にしないものが多いから、生徒たちは困るんだなぁと変な具合に感心した吾輩であった。確かに「少子化」は耳にしても「子沢山(こだくさん)」は聞かないもんなということである。

本日はここまで。