招き猫先生の『ことちか日記』R1 10/22

昨日の続きとなるかもしれないが、

長崎日大中の教育システムは「GEP(GLOBAL EDUCATION PROJECT)」を中心に構成されている。

GEPは、「本校独自の英語教育システム」と銘打って、平成20年度、当時、中学校の教頭を務めていた力野先生(現理事長)が、構想→企画→実施を進めたものである。

そこから、干支が一巡した現在、歴代の中学校スタッフの尽力もあり、GEPは長崎日大中を語る上で、不可欠なものとなっている。

昨今の大学入試改革などの時代と世界の変化に対応しようとする取り組みを10年以上前から進めていたのだなぁと、お気楽な吾輩は改めて感心する次第である。

当時を思い出してみると、力野先生がよくおっしゃっていたのは、「GEPのEはEnglishのEじゃないんだよ。」ということだった。

吾輩なりに推察すれば、6年間かけての英語教育の中に、当然のこととして「使える英語の修得」がある。

加えて、英語の学びの中に、「自国(地元である長崎も)の歴史や文化についての学び」「異文化に対する理解」「発進力としてのITスキル」「プレゼンテーション能力」、そして、異なるものと出会い、互いに理解・尊重した上で、さらなる高いレベルに成長しようとする「Symbiosis 共生の精神の理解」などが、発達段階に応じて進められていく流れとなっている。

また、力野先生からは、「GEPのPは、Programプログラムじゃなくて、Projectプロジェクトなんだよ。」という言葉もよく耳にした。

これも吾輩なりに推察すると、定まったプログラムを消化していく取り組みではなく、学びを進めていく生徒の皆さんが挑戦し、創造していく取り組みなんだということだろう。

そして、5年前から取り組んでいる「言語技術教育」は、GEPでの学びを下支えする学びである。

世界基準の、言語による論理的かつ批判的な読解・思考・表現の方法を身につけていくトレーニングである。

全国的に大きく広がりを見せているこの学びについては、ぜひ「つくば言語技術教育研究所」で検索してみていただきたい。

昨年度からは、GEPと言語技術を「安心・安全・快適」な学習・生活環境の中で学ぶための「ライフスキル教育」をスタートさせている。昨日揚げた「キャリア・カフェ」もその一環である。

長崎日大は、生徒も教員も学校全体も学び続け進化を続けようとしている。

本日はここまで。

 

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