招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R7 6/7~9

この週末は、諫早市中総体、空手とテニスは来週末に開催される。中総体については全競技が終了してから触れるとして、もうひとつ大事なことが、高校野球である。夏の甲子園県大会の前哨戦として親しまれてきた「NHK杯」改め、「県高野連会長杯」と名称が変わった新しい大会である。

昨年度、最後のNHK杯で優勝した長崎日大であるが、昨秋、今春と県大会ではなかなか結果を残せないでいた。

今大会、中地区予選で優勝し、県大会へ。

順調に勝ち上がったが、準決勝は昨秋、今春と県大会を制した海星さん、決勝では昨夏の県大会を制して甲子園へ出場した創成館さんと両校共に強豪校である。

落ち着いた試合運び、投手陣の好投、勝負強い打撃と素晴らしい活躍を見せてくれて、見事、優勝することができた。

昨年のNHK杯に続いて2年連続の優勝である。

月曜日の職員室には、県高校総体の柔道、陸上男女、空手女子の4本に加えて、5本目の優勝旗が並んだ。

真新しい「県高野連会長杯」の優勝旗である。

ここから、いよいよ「夏の大会」が始まる。

部員の皆さんはもちろん、監督の平山先生をはじめ、スタッフの皆さん、保護者様にいたるまで、緊張が高まる1ヶ月となることだろう。

と思いつつ、出版社の勧めがあり、今年の3月に平山先生が出した『親身に寄り添うリード力』という本を読み返してみた。

改めて、指導者、野球人としての思いの深さに感服する。
先に取り上げた柔道の松本先生、陸上の佐伯先生もしかりである。

スポーツに限らず、何事においても勝利を目指す、最善の結果を求めるということは至難の業である。

しかも、指導者の立場というのは、いわば「他者を動かす」わけであるから、これまた難易度が上がる。

生徒さん、部員さんの健闘を祈る夏が近づいてきている。指導する先生たちの思いが成就することを願ってやまないところである。

本日はここまで。

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