昨日夜半からの台風10号がどうにか通り過ぎてくれた早朝である。
まだまだ風が強いかなと思いつつ、いつもよりちと遅くなったが、学校に向かう午前7時くらいであった。
我らが至誠推進主任肥田剛一先生から電話が入った。
「先生ッ!今、学校見て回ったけど、ほぼ大丈夫でしたよ。」との一声。
「えっ、もう見てくれたんだ。」と、驚きつつ、吾輩も学校へ。
到着するやいなや。今度はメールが。
肥田先生である。「第二グラウンドも大丈夫そうです。体育教官室前の排水溝のフタが外れています。生徒さんが怪我したらいけないので、至急修理お願いします。今はブロックで応急対応しています。」とのことである。
さすが、「生徒さんの健康・安全・安心、そして、気持ち良く」を掲げる至誠推進主任である。有り難しである。
校内に入ると、大久保教頭先生も登場。
「私ももう一度見て回りますね。」と元気な大久保先生である。
同時に、田代教頭先生、今井教頭先生、山崎事務長先生からも連絡が入る。
「とにかく、慌てないで、安全第一で!」と応える。
寮の宮崎先生に連絡し、明倫館の安全も確認できた。
校内を改めて見て回ると、大きな破損等はなかったが、至る所に風雨の強さを感じる箇所があった。
しかしながら、金曜日からの準備や土・日の練習終了後の部活動の皆さんのご協力の賜物だろう。大したことはないと思えるものだった。
「これまでにない」という修飾がついた今回の台風10号であった。現段階で県内等の大きな被害は聞こえてこない。とはいえ、被害がないということはない。
先の9号にしても今回の10号にしても被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げたい。
各地域の生徒さんたち、先生たちのご家庭は大丈夫だろうか。いまだ停電が続いている地域もあるようだ。不自由している人も多いことだろう。心配である。
午後になり、安全が確認できた先生たちが集まってきた。ある程度大丈夫なことが確認でき、ホッとひと安心である。
夕方4時の段階で、関係の先生方にお集まりいただき、明日の対応を検討、朝からの混乱、JRの運行、スクールバスルートの安全確認、停電している地域とその復旧などなど、多方面からの検討であった。
軽々に授業をカットすることは慎みたいが、不確定な部分も多いことから、落ち着いて始業することを優先し、明日は2時間遅れの始業とすることとなった。
先生たちはいつも通りに登校するから、早く来る生徒さんたちには対応できますよとお知らせメールの発信をするようだ。
本日は、日本大学の本部をはじめ、卒業生や在校生の保護者様、地域の関係の皆様からの「大丈夫ですか?」というお尋ねをたくさんいただいた。
教職員の皆さん、生徒さん、保護者様、卒業生、関係の皆々様、本当に多くの皆様に愛され、見守っていただいている長崎日大だな。と本当に本当に有り難く感じた「台風一過」の一日であった。
現在、夕方の5時を過ぎた。晴れた空である。
本日はここまで。