GWも本日で終了。
連休の最後を飾る良い試合を見せていただいた。
令和4年度から誕生した中学校軟式野球部の練習試合である。
顧問の西浦先生から「この連休中に練習試合を組んでいます。」と聞いてはいたのだが、「果たして試合のなるのだろうか?」と心配していた。
なにしろ、部員は10名、当然ながら全員中学1年生である。
本日対戦した東長崎中学校さんとは学年も体格も経験も大きく違う。
平成23年度に創設し、その年の中総体に出場した日大中サッカー部を思い出した。
部員11名ギリギリで挑んだ諫早市中総体。雨の中、相手は中学3年生が揃った諫早中学校さん。
大差で敗れはしたものの、立派に初めての公式戦をやり遂げた少年少女が、そこから成長していった。
本日の試合も、内野ゴロひとつにハラハラドキドキである。ひとつのアウトを取る度に保護者席から大きな拍手が起こる。
0対5は吾輩の感覚では大健闘と言えるものだったが、少年たちは悔しそうな表情を見せていた。
しかしながら、試合終了までみんなで声を掛け合い、励まし合う姿は、日大中の歴史にまた新たなページを加えようとしてくれている意気地を感じた。
部活動にしても、学校生活にしても、人生にしても、「目標」と「目的」がある。
ひとつひとつの「やり遂げる」を重ねていくことで「成し遂げる」につながっていく。
日大中軟式野球部のこれからに期待したい。
本日はここまで。