創立から現在へ
本校は、第五代日本大学総長・永田菊四郎博士の郷里である長崎県に、日本大学の付属校を誘致し、現代教育の昨興に寄与し、併せて永田先生の学徳を賛仰したいとの郷土の願いが結実し、本県有識者および日本大学校友が中心となり、昭和42年に創立されました。
創立から半世紀を経た平成30年1月、まさに近未来対応型と言える斬新かつ魅力的な新校舎及び新キャンパスが完成いたしました。この校舎は長崎日大50年の集大成であると同時に、さらに未来に向かって挑戦していこうとする、私たちの強い意志を示すシンボルでもあります。
教育理念・教育目標
世界の発展と平和、人類の福祉に貢献できる、誠実な人格を形成し、行動力と創造する精神を育む教育によって、未来社会を支えるにふさわしい人物の育成を目指す」という教育理念の下、以下の教育目標を掲げ、師弟同行の教育活動を続けております。
・社会貢献の気概、豊かな人間性と鋭い道理の感覚を養い、優れた学力の修得を目指す個性豊かな生徒が集う「生徒が主役」の学園を目指す。
・意欲的に学び、深い思考力・確かな判断力・豊かな表現力を備え、逞しい実践力と品位ある人間性を身につけた活力溢れる若者を育てる。
・教職員が自らの専門性の向上に努め、和を尊び、相互に教育的指導力と社会的人間力を高め合う、活気に満ちた本校独自の教育環境を創造する。
「感動が溢れる学園創りを目指して」
理事長 力野 孝典
令和8年度におきましては、中学校124名、高校485名の新入生を迎え、県内最大の在籍者数となる本学園です。私たち教職員一同、「県内最大の生徒数ということは県内最大の期待と責任を担っている。」と肝に銘じ、生徒さん、並びに保護者様との貴重な出会いとご縁を大切にし、ご期待に添うべく教育環境の整備と教育内容の充実を図り、安心・安全・快適な学校生活を提供できるよう、一丸となって教育活動に邁進していく所存でございます。
さて、本学園は、世界的視野を持って世界の発展と平和に貢献できる人物を養成するために、校訓である「至誠・勤労・創造」をすべての教育活動の礎とし、意欲的に学び、深い思考力、確かな判断力、逞しい実践力、品位ある人間性を身につけた若者の育成を目指しています。私はそれを「世界的視野を持つ日本人であれ。日本的精神を持つ世界人となれ」と表現し、常に生徒諸君を鼓舞、激励しています。
今年度、長崎日大に集った全校生徒1689名の生徒さんたちが、6年間、3年間の学校生活を通して「長崎で生まれ、育ち、そして学ぶ私たちが世界の平和と人類の福祉に貢献する。」という気概を持ち、社会貢献と自己実現を同時に実現できる有為なる人材に成長していただきたいと念願しております。
生徒の皆さんは、「なぜ長崎日大を選んだのか。」という目的意識と日常生活における適切かつ明確な目標設定による小さな達成感を積み上げ自己肯定感を高めることで驚異的な成長を遂げていきます。その成長の実感こそが「青春期における感動」なのです。その感動は将来の人生を輝いて生きるための原動力となります。
このような本校の教育活動をより確かなものとするためには、保護者様のご理解とご協力、ご家庭と学校の密なる連係プレー、風通しの良い対話が不可欠です。育成会行事や学校・学年・学級・部活動等、様々な関わりの中で、常にご一緒にお子様たちを見守り、導いていく「温かい良きモチベーター」としての役割を果たしていくこと念願しております。
最後になりますが、長崎日大は今年で創立59年目となり、節目となる60周年が近づいております。在校中はもちろんですが、これまでの卒業生の皆様、その保護者様、学園に関係する皆々様のご尽力により支えていただきつつ、歴代の教職員が懸命に歩を進め、前進・成長を続けてきた本学園でございます。今後におきましても何卒、本学園の建学の精神、経営・教育方針等に基づく取り組みをご理解の上、ご協力・ご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
「多様なる挑戦~Diverse challenges」
校長 池内 一郎
今年度の教育方針の【目指す学校像】として以下の4つを掲げております。
【 目指す学校像 】
・「生徒が主役」として躍動し、感動を共有する学校
・校訓の理解と実践を礎に「斌斌(ひんぴん)たる学校の創造」に挑戦する学校
※「斌」は、訓読みで「うるわしい」と読み、「斌斌」は、① 盛んで、鮮やかなさま。 また、外見と内容がともによく整い、調和しているさま。 ② 文化がよく発達し、遍くいきわたっているさま。 という意味を持ちます。
・親愛の情漂う「愛情基本の教育」を実践する学校
・「多様なる挑戦~Diverse challenges~」に取り組む学校
本校が重視し掲げ続けている「感動」には「自らの成長に対する感動」、「他者の努力への感動」、「協働による成功・成就における感動」の3つがあります。感動を共有するためには、「自らの成長の実感」、「他者による自分とは異なる努力の承認」、「相互理解・相互尊重」の意識を醸成していく必要があります。また、4つめとして、本校が提供することを目指している「指導者との出会いによる感動」を挙げておきます。
長崎日大のすべての教育活動の礎である校訓「至誠・勤労・創造」の意味するもの、目指すものを改めて見つめ直し、「斌斌たる学校」の創造を目指してまいります。
本校創学者である永田菊四郎先生のお言葉にある「愛情基本の教育」を「不易」とし、ICT等を駆使した新たな時代の学びのスタイル(今年度も文部科学省が推進するDXハイスクールの採択を受けることとなりました。)を「流行」とする、長崎日大の「不易流行」を実践してまいります。
申すまでもなく、教育は心であります。教育をする人の心、教育を受ける人の心、心と心の触れあい、魂と魂の触れあいでなければならない。学校は親愛の情、愛情が漂っておらなければならないのであります。学園の学という字は、学問の学という字であると同時に、音楽の楽という字でありたいと思っております。そのためには、どうしても、先生方と学生との間に親愛の情が漲り、また、学生と学生の間にも、仲良くするという気持ちが漂ってなくてはならんのであります。 長崎日大創立のとき、永田菊四郎先生のご講演「私たちの使命」より
上記の学校像は過年度から継続して取り組んできたものですが、今年度は新たに「多様なる挑戦~Diverse challenges~」を掲げております。県内最多の生徒数となる長崎日大、その最大のストロングポイントは豊かで魅力的な多様性です。そして、その生徒さん、教職員1人1人がそれぞれの「多様なる挑戦~Diverse challenges~」に新たに取り組むことで学校全体のアップデート、さらなる前進・成長が期待できます。長崎日大の伝統を継続しつつも、常にアップデートを重ねていくことによって、長崎日大は学校としての進化を遂げていきます。
最後になりましたが、平素よりの本校に対するご理解・ご協力に深く感謝申し上げます。「生徒が主役」「感動日大」、そして、「多様なる挑戦~Diverse challenges~」を合言葉に、斌斌たる学校創りに挑戦し、生徒さん、保護者様、教職員、卒業生の皆様、本校関係の皆様と「熱い感動」「温かい感動」を共有していきたいと考えております。今年度も何卒よろしくお願い申し上げます。






