土曜日、実に3年ぶりとなる長崎日大の「育成会総会」を開催することができた。
時節柄&新体育館建設中ということから、来校いただいた保護者様はそれぞれお子様の学級にご案内し、各教室においてリモートでの育成会総会実施という形を取らせていただいた。
総会をしっかりと行うことは大切なことであるが、それと同時に各学級における担任との「学級懇談会」を大切にしなくては!という気持ちを強く持っての土曜日となった。
総会でのご挨拶の一部において、
中学校生活、高校生活というのは、大きな成長を遂げる素晴らしい青春時代ではありますが、それと同時に多感かつ敏感な思春期、青年期でもあります。頑張ることが出来る時代であるとともに悩み多き時代とも言えます。お一人お一人がかけがえのない大切な存在である生徒さんを私たち長崎日大は精一杯、守り育てる努力をいたしますが、まだまだ行き届かない点もあろうかと思います。やはり、そこには学校とご家庭、保護者様とのより深い連携が必要です。一番の窓口である担任を始め、部活動の顧問やコース長、科長など、ご相談の窓口はいくつも用意しております。何かにつけてお子様と保護者様と学校が連絡・相談を密にして、周囲の大人が一体となって、大事な大事な生徒さんの健康・安心・安全を守っていきたいと思います。
と申し上げた次第である。
総会後の各教室を見て回っていると、各教室から担任の元気な説明の声、ときには自己紹介による笑い声が聞こえてくる。
終了後、廊下ですれ違う保護者様に「いかがでしかか?」「わかりにくいところとかありませんでしたか?」と尋ねると、「いえいえ、大丈夫ですよ。」「来て良かったです。」「担任の先生とよくお話しすることができて安心しました。」との嬉しい言葉をいくつもいただいた。
総会に先立って行われた「育成会役員会」においては、これまで育成会会長をお務めいただいた永江様から、新会長となられた水田様への引き継ぎをはじめ、旧役員の皆様と新役員の皆様への代替わりを実施した。
永江様、旧役員の皆様は、任期のすべてがコロナ禍にあり、従来の育成会活動がほとんど機能しない中、「できることを」と知恵を絞り、目立たないところではあるが大切な部分に温かく対応していただき、長崎日大を支えていただいた。心から感謝を申し上げたい。
新旧役員の皆様、ご来校いただいた保護者様の中には、吾輩が存じ上げているいないに関わらず、卒業生や上のお子様が卒業して今度は下のお子様が入学というパターンが非常に多い。
廊下ですれ違うと「先生、またよろしくお願いします。」と声をかけていただく。涙が出るほど嬉しいことである。
学校にあふれんばかりに(駐車スペースは本当にあふれそうでした。なんとか収まったものの、お帰りの際には、夕刻の渋滞もありずいぶんお待ちいただいて申し訳ございません。次回は何とか少しでも緩和できる施策を考えたいと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。)ご来校いただいた保護者様に深く深く感謝申し上げるとともに、生徒の皆さん、保護者様のご期待に答えられるよう頑張らなきゃなと改めて決意する長崎日大であった。
本日はここまで。