本日で、第一学期期末考査終了である。
昨夜は、長崎日大の男子寮、我らが「明倫館」を訪ねてみた。
「期末考査もあと1日、今夜まで気を抜かずに頑張ろう!」と応援しに行ったのだが、どうして、どうして、その必要が無いくらいに、よく頑張っていた。
感染防止対策のため、食堂以外は、以前のように一箇所に集まっての学習はできない。
以前は、高校3年生は自室での学習、それ以外は学習室で先生が見ている(見張っている?)中での学習であった。
クラスで5番以内、10番以内と結果を出したら、高3以外でも自室学習を次の定期考査まで認めるという「ニンジンシステム」を導入したところ、寮生諸君の成績が驚異的に伸びた(笑)。
館内を見て回ると、それぞれに頑張っているが、時々「動かない背中」が見えるのはまあ愛嬌であろう。
事務室横の会議室は「高3専用の学習スペース」になっていて、ここはさすがに緊張感が高めである。
休憩時間には元気な笑顔が見られる。これが一番である。
先日の高校総体を終え、いよいよ受験モードに突入した高3の寮生くんと話していると、
「間に合いますかね?」「ここから伸びますかね?」「合格できますか?」といったセリフが出てくる。
受験生の気持ちとしては当然のことなのだが、
志望校に対して自分のやっていることが適切かどうかの確認、今やるべきこととここからの取り組みの計画の確認を教科担当や進路の先生との対話を通してやることをアドバイスして、「何が何でも間に合わせる!」必ず伸ばす!」「絶対に合格する!」という気持ちでと激励した。
志望校で迷っている寮生くんには「志望校を下げたからといって、偏差値が上がるわけじゃないよ。共通テストまでは第一志望を目指して頑張れ。」と声を掛けた。
寮監を務めていた9年間は毎日こんなやりとりをしていたなぁと懐かしくなった。もっともっと寮生の皆さんと話をする機会を作りたいなと思う吾輩であった。
頑張れ!明倫館!である。
本日はここまで。