夏休みも終わりに近づいた今週、日大中学校では、恒例のスペシャルな学びが催されている。
17・18日は、中学校2年生を対象とした、日本大学理工学部の安田陽一教授を招いての「スーパーサイエンスレクチャー」である。
日本の土木工学、水理学の分野においては日本だけでなく、世界に高く評価されている※安田教授が中学生に優しく易しく語りかける講義は本当に「有り難し」である。
吾輩注※安田教授はアメリカ土木学会ASCEにおける最高賞をこれまでに2000年、2005年、2013年と3度受賞している。水理学の世界的権威である。
10年以上前から、毎年複数回ご来校いただき、中学生へのレクチャーや一緒に河川に入っての現地調査など、生徒さんの知的好奇心をかき立てるご教示をいただいているのである。
吾輩の教え子に、長崎日大で安田教授に出会い、日本大学理工学部土木工学科で学び、現在は国土交通省で活躍しているNくんという卒業生がいるが、彼は「安田先生との出会いが自分の可能性を大きく伸長させてくれました。」と語る。
さて、翌日、19日には、これまた夏の恒例、筑波大学小学校を勤め上げ、現在は、桃山教育大学の教授としてご活躍の二瓶弘行先生の登場である。
拙ブログにて何度も紹介しているが、おそらく日本で一番忙しい(それだけ全国各地からのオファーが殺到する)国語の先生である。過密スケジュールの中、特別に長崎日大に年2回ご来校いただいている。
中学校1年生を対象とした「夢の国語教室」、近隣の小中学校の先生方も参加していただく「二瓶先生と学ぶ会」はともに14年間続いている。
このような取り組みは、長崎日大中学校が生徒の皆さんに提供する「良質な学びへの刺激」の大看板である。尋常ではない忙しさの中、日大中を大切にしてくださるお二人の先生に大感謝の3日間であった。
本日はここまで。