招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 7/9

本日の18時くらいから強い雨となるという予報であったが、途中で様子が変わり、お昼前くらいから次第に雨が強くなった。

諫早・長崎間のJRが運転見合わせという予想外の報が入った。

即座に対応すべく、教職員が集まり、対応を協議した。

スクールバス通学の生徒さんたちはまだまだ大丈夫であったが、長崎バイパスの通行止めも懸念されたので、授業を午前中で終了した。

まずは一番早い電車や県営バスに乗せようと、長崎方面、島鉄利用、大村・佐世保方面のJR通学の生徒さんをスクールバスで諫早駅やバスターミナルまで運んだ。

ところが、直前まで「運行してますよ。」と言ってた大村・佐世保方面のJRが止まってしまったと知らせが入る。

急遽、諫早駅まで運んだ生徒さんたちを学校まで連れ戻した。

幸いにも今回は動き出しが早く、長崎バイパスや高速道路も不通とならなかったので、保護者様のお迎えも渋滞等のトラブルもなく、かなり早い時間に保護者様のお迎え等により、4時過ぎには、ほぼ全員の帰路の手段が確保できた。

5時の段階で、全員の下校が確認できた。

予想外の事態においてもてきぱきと手際よく対応する先生たち、急遽の変更、その変更に柔軟に対応してくれる事務局やスクールバスの先生たち、指示や連絡に落ち着いて気持ち良く対応してくれる生徒さんたち、お忙しい中にあっても快くお迎えなどの協力をいただける保護者様の姿を見ていて、頭が下がる思いがした。

ご足労いただいた保護者の皆様には特段の感謝を申し上げたい。

コロナウイルス感染症にしても、台風や積雪などの自然災害にしても、人為において如何ともしがたいことは起こる。

良いことも良くないことも、あらゆるものに対して、生徒の皆さん、保護者の皆様、学校の教職員がひとつになって立ち向かっていけば、必ず乗り越えていけるなと感動した1日であった。

雨の中の永田菊四郎先生も微笑んでくださっているような。

本日はここまで。

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