去る3月25日、日本武道館において、日本大学の卒業式が挙行された。
もちろん、長崎日大から日本大学に進学した多くの皆さんも栄えある卒業を迎えたのである。
昨年の12月、諫早文化会館における、全国ミュージカル「クリスマス・キャロル」の公演で、見事に故郷に錦を飾った田中夢羽さんも日本大学藝術学部の卒業生として日本武道館にいたそうな。
そこで、司会を務めたのが、長崎日大の後輩にあたる寳藏寺花映さんであった。
寳藏寺さんは、長崎日大在校中、放送部として活躍、NHKの全国放送コンテストでは全国準優勝を飾った逸材である。
また、令和2年度の春のセンバツ甲子園の司会も務めたことでも話題となった生徒さんである。
高校卒業後、日本大学藝術学部に進み、現在、大学2年生。その力量を買われ、今回、司会の重責を担ったのであろう。
今後、舞台女優としての道を歩む田中夢羽さんをはじめ、長崎日大卒業の皆さんにとっては、後輩からの素晴らしい餞となったことだろう。
中学校、高校生活を充実させることはもちろん大切である。しかし、生徒さんの人生は高校生活で完結するものではない。
大学生活や社会人生活へと続いていく。
長崎日大の卒業生の皆さんの活躍を見る度に、高校時代までに培ってきた実力の上に、さらに高く広く深く学び続け、大きく成長してくれている姿に感動を覚える吾輩である。
今春、大学卒業のときを迎えた皆さんに心からの祝福を贈りたい。
「皆さんのホームグラウンド」である長崎日大に再び元気な姿を見せてくれることを切に願う春である。
本日はここまで。