招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 4/1・2

さあ、令和5年度の始まりだ、頑張るぞと意気込む吾輩であるが、土日であるため、本当の新年度の動き出しは月曜日の4/3からとなる。

月曜日、そして、始業式や入学式に向けての準備に勤しむ週末に、とんでもなく大きな朗報が飛び込んできた。

この週末、福岡県で開催されていた「全日本センバツ体重別選手権大会」において、81㎏級に出場した長崎日大の卒業生である老野さんが優勝を果たしたのである。

  

大学生である老野くんが、大学生の大会ではなく、オリンピックや世界大会を目指す一般社会人の中に入っての優勝なのである。これはとんでもなくすごいことなのである。

81㎏級の東京五輪金メダリストの永瀬先輩の背中を追い続ける老野さん、今回の優勝で、今後は海外の大きな大会への扉が開かれることだろう。

怪我や病気にはくれぐれも気をつけて頑張ってほしいものである。

思えば、今年のお正月のことだった。

柔道部の初稽古には、永瀬さんをはじめ、たくさんの卒業生が集まっていた。

全国レベルの猛者も多く、白熱した乱取りを楽しく見ていた吾輩であった。

稽古が終わって、みんながくつろいでいる中で、ずいぶんと長い時間をかけて永瀬さんに教えを乞う老野さんの姿があった。

この時点でも大学生の81㎏級ではトップに立っている老野さんだった。

「やはり、強くなっていく選手の姿勢は違うな。」と感心した記憶がある。

令和5年度の初日において「日本一」が誕生した。幸先の良いスタートである。老野選手、おめでとうございます。そして、ありがとうございます。

翌日の日曜日、福岡まで先輩の応援に行っていた柔道部の後輩諸君は、新しい体育館の柔道場で懸命な練習に取り組んでいた。

「この中から、未来の全日本チャンピオン、オリンピアンが」と夢見てしまう吾輩であった。

 

本日はここまで。

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