招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 4/5・6

春季進学講座が4/5に終了し、
いよいよ、令和5年度スタート!
本日4/6は第一学期始業式である。

明日の入学式を経て、来週月曜日から登校してくる中学、高校の新入生の皆さんをのぞく、中2、中3、高2、高3の在校生の皆さんが大集合である。

先生たちも新任の先生方を加え、勢揃いである。

コロナ禍が緩和の方向に進んでいる今般であるが、6月に予定されている新体育館完成までは、1595名(令和5年度の長崎日大全校生徒)が一堂に会するのは無理なので、これまで同様リモートでの始業式となった。

今井教頭先生から、新クラスの担任の担任の先生が発表されると、各教室からあがった歓声(悲鳴?)が聞こえてきた。

吾輩も、力一杯元気よく生徒の皆さんにご挨拶した次第である。

特に、今年度の教育方針の一つとして掲げている「斌斌(ひんぴん)たる学校を目指す」ということについて説明した。本日はまず、

文武両道の文と武が1つになった漢字で、音読みだと「ひん・ぴん」、訓読みだと「うるわしい」と読みます。一般的にこの漢字を二つ重ねて「ひんぴん」と読み、外見の美しさと内面の実質が調和しているさま。文化的な事物が盛んに起こるさま。という意味を持ちます。
現在、よく用いられている「文武両道」は、学業とスポーツの両立、つまり、文が学業、武がスポーツだと捉えられがちですが、改めて「文」を学び、練習、鍛錬とし、「武」を勝敗、合格不合格、評価などが決まる勝負とするならば、日常の授業や部活動の練習、個人の取り組みなどは「文」であり、大学入試などの学力テスト、各種の検定、部活動の試合などが「武」となります。よって、目標に向かって努力するひとりひとりの一つ一つの取り組みが、自分の意識によって、「文」と「武」が存在します。全員が「文と武」を意識して生活することにより、ひと味違った文武両道に全員で挑む「斌斌たる学校」へと成長できるのです。

と、お話しした。この「斌」という漢字に込めた思いはまだまだあるのだが、これから年間を通して機会あるごとに話していこうと思っている。

とまれ、この「斌」という漢字、長崎日大によく似合うのではないかなと、
ちと悦に入っている吾輩である。

本日はここまで。

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