招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 5/1

体育大会の翌日、GW直前の本日である。昨日の疲れも見せず、元気な中高生が登校してきてくれている。有り難しである。

昨日、本日の嬉しいお話を記しておきたい。

昨日、体育大会終了後の夕刻19時くらいだったか、そろそろ帰ろうかなと本館玄関前に出たところ、おそらく後片付けをしてくれていたであろう生徒会の生徒さんが一人。

グラウンドから生徒さんの靴についた土がずいぶんと1階エントランスに散乱していた。

その生徒さんは一人でその土を掃き掃除してくれていたのである。

「明日、私がきれいにするから、やらなくていいよ。もう遅いから帰りなさい。」と声をかけても、「何だか気になるんですよね。」と笑顔で返ってきた。

体育大会の事前の準備から当日の運営、後片付けまで、「疲れているだろうに。有り難いなぁ。」と、頭の下がる思いがした。

そのような生徒さんの姿を見た吾輩は、本日、はりきって登校し、土の掃除にあたっていた。

やってみるとなかなかに手強い。「これは大変だな。」と思いつつ、頑張っていると、二人の中学生が手にブラシを持って応援に来てくれた。

いつも7時くらいに登校してくる中1と中2の生徒さんである。昨日の生徒さんといい、今日の中学生さんといい、心が温まり、元気をもらった吾輩である。

さらに嬉しいことには、本館1階の学食の横のスペース、デザイン美術科の皆さんが、体育大会の各グループの看板を描いてくれていた場所を通りかかると、なんと、その生徒さんたちは、看板作製中についた絵の具をきれいに洗い流そうとしてくれていた。ざっくりとではなく、本当に一生懸命、デッキブラシだけでなく、しゃがみこんで手でこすってくれていた。

昨日の体育大会の元気な姿に大感動した吾輩であるが、このようなちょっとした温かい気持ちに触れると、これまた異なる感動がこみ上げ、うるうるしてしまう。

今日の清掃時間は、生徒さんも先生たちも、みんなで協力して土を出して、校舎全体をきれいにしてくれている。

みんなみんな素晴らしい。長崎日大の誉れである。

本日はここまで。

PAGE TOP