招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 6/18・19

土曜日のことである。
吾輩の眼は、柔道部の原口先生から逐一入るLINEに釘付けであった。

長崎県を制して全九州高校大会に出場した長崎日大柔道部が悲願の初優勝(長崎県の高校としても初めて)を飾った。

大会6連覇(2020、21年はコロナ禍で中止)を狙った大牟田(福岡)高校さんとの準決勝、伝統校の延岡学園さんとの決勝をいずれも1―1の内容勝ちで制した。

先般、開催された県高校総体の時に拙ブログに記したことだが、県大会優勝の瞬間は喜びはもちろんだが、それ以上にまだまだ課題が多い!という松本監督からの叱咤激励の方が多かったかと思う。

あのとき、柔道部の視線は、長崎の頂点ではなく、九州、全国に向いていたんだなと。

大牟田高校さんといえば、全国優勝の実績もある超強豪校である。正直言って、さすがに無理かなと思っていた吾輩である。

2017年に金鷲旗の第3位(長崎県勢として92年ぶり)に輝いたときのチームも成し遂げることができなかった九州大会団体優勝である。

個人戦においても、三好くん、川口くんが優勝、なんと長崎日大同士の決勝戦となった66㎏級で吉田くんが準優勝、団体戦で獅子奮迅の活躍を見せた宮本くんが第3位と大活躍を見せた。

本日、月曜の朝、早速、手放しに褒めてやろうと道場に向かっていると、
松本監督の厳しい声が聞こえてきた。

「そうだな。ここから金鷲旗、インターハイ、まだまだ道半ばなんだな。」と引き返した吾輩であった。
時を同じくして、インターハイ出場をかけた北九州大会に臨んでいた陸上部の皆さんの活躍ぶりも聞こえてきた。14名が見事、インターハイ出場を決めたそうな。

柔道部、陸上部に、長崎県を制したソフトテニス部のダブルス、少林寺拳法を加えた、チーム日大として、北海道インターハイで躍動してきてほしいものである。

本日はここまで。

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