招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 7/18

土曜日である本日、長崎日大中学校2年生を対象とした「高校課程説明会」が実施されていた。

 

基本的に、中学校から入学し、高校でもクリエイトコースへという6年間を過ごす流れとなる。

しかし、そこで必要となるのが「自らの選択」なのである。

日大中学校に入学するときもなのだが、大切なことは、その時点における学力やその他の習熟度だけではない。

最も大切なものは「本人の選択」「決意」、そして「覚悟」なのである。

12才での進路選択はなかなかに難しく、保護者様のご意向や、その時点における本人の志望と適性をご家族ぐるみで検討いただいての「日大中入学」というパターンも多いかと思う。

しかし、日大中での3年間で生徒の皆さんは驚くほどの成長を遂げている。

ここで大切になるのが、高校生活、大学進学、将来の夢などなどを総合的に考えた「15才になった自らの選択」なのである。

長崎日大高校には、生徒さんの望む学びの内容や進路志望を叶えるためのコースと科が準備されている。

中学生の皆さんは、それぞれの内容を理解し、自分の適性と将来を考えて、選択して、高校課程に進級していくのである。

ここは、県立の中高一貫校や全国に数多くある私立の中高一貫の進学校とはちと異なるところかなと思う。

クリエイトコースで、国公私立の難関大学・学部を見事に突破していく生徒も多いが、アカデミーコースで、レベルの高い学業と部活動の両立を果たし、国公立大や有名私立大などの志望校合格をつかむ生徒もいる。

プログレスコースに進み、部活動において全国レベルの活躍を見せた上で、日本大学を中心に、将来に繋がる学部・学科へと進学する生徒もいる。

デザイン美術科に進み、その才能を開花させ、長崎県展などへの入賞を果たし、有名美大や日本大学の芸術学部に進学を決める生徒もいる。

本日も、橋本入試主任や副嶋クリエイトコース長の熱の入った説明が続いている。一緒に聴いている担任陣、教科スタッフの先生たちも「生徒と一緒にここからの進路選択を考えていこう。」と熱心に聞き入っていた。

 

長崎日大中学校に通う生徒さんたちが驚異的な伸長を見せるのは、入学時の選択→決意→覚悟であるが、高校課程においてさらなる成長を遂げるために、改めての、理解→検討→選択→決意→覚悟なのである。

中学2年の夏に、高校生活の細かく適切な説明が聴ける、このような場を設けられるのは中高一貫の強みだなぁと思う吾輩であった。

本日はここまで。

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