招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 11/24②

昨日の夕刻、学校に来てみると、本館校舎前に保護者様が数名。
「どうしました?」と声をかけると、皆さんの笑顔と「クラスの懇談会です!」とのお返事が返ってきた。

さらに聞くと、3年5組の学級懇談会だったそうな。

そういえば、予定が入ってたなと気づいた吾輩であった。

若手の長沼先生とベテランの馬場先生の3年5組である。

その場にいた保護者様に「3年5組は長沼先生が初めて送り出す卒業生になります。まだまだ若いので行き届かないところもあるかもしれませんが、何卒よろしくお願いします。」と申し上げた。

保護者様もご存じのようで、「長沼先生、頑張ってますよぉ。卒業式で長沼先生を泣かせよう(笑)ねってみんなで言ってるんですよ。」と返ってきた。

有り難し!である。若い頃の吾輩は今の若手の先生たちと比較してもはるかに未熟者であった。様々に行き届かないところが多かったと思う。そのとき一番助けてくださったのが当時の保護者様たちだった。

「先生、頑張らんね。」「先生、そこまでしてくれて有り難う。」といった言葉がどれだけ励みになったことか。

生徒さんに助けられ、保護者様に励まされ、教職員仲間に支えられ、どうにかこうにかやってこられた感がある我が教員人生である。

長沼先生も支えていただいているんだなぁとしみじみした。
長沼先生が担任として初めて送り出す卒業式が楽しみである。

本日はここまで。

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