先週のことである。長崎日大が誇るタレント集団、デザイン美術科の公開授業が開催された。
本田茜先生ご指導の「モノマネロゴタイプ」と銘打った授業である。
デザイン分析→アイデアスケッチ→下書き清書→清書したものをトレース(文字拡大)→彩色という流れで進んでいくそうな。
さすがデザイン美術科の皆さん、各人のこだわりを見せつつも手際よく進んでいる。
世の中に溢れている様々な「ロゴ」、特に何も考えないで過ごしている人が大半なのだろうが、改めて観察するとそこには様々な意匠が凝らされていることに気づくのだろう。
授業の際に板書してあった「余白の『らしさ』に注意!」という言葉に「深さ」を感じた吾輩である。
生活の中で目にするあらゆるものの形、色に感性を向け、その余白まで感じ取ろうとする。
このような授業での学びを積み重ねて、デザイン美術科の皆さんの気づく力、感受性、技術、芸術的センスというものは3年間で磨き上げられていくのだろう。
この授業の成果物、作品が楽しみである(拙ブログでご紹介したいものである。)。
本日はここまで。