週末の共通テストの自己採点が始まった月曜日、それと併行して明日の高校特別入試の準備が進んでいた。
まさに「出口」と「入口」が交錯する3学期である。
1/16特別入試当日の朝、7時過ぎくらいだったか、校舎前にいると一人の受験生らしき生徒さんがいる。
「どうしたの?」と尋ねてみると、ちと困った表情で「来るのが早すぎました。集合は8時半なんです。」とのこと。
「寒いから校舎の中に入っているといいよ。」と勧めると。
「ここに集合と言われているので。」と真面目な応えが。
「玄関フロアのテーブルに座って外の集合場所を見てたら大丈夫だよ。」と言うと。
「わかりました。ありがとうございます。」とにっこり笑ってくれた。
その後、それとなく様子をうかがっていると、熱心にノートをひろげ、最後のテスト勉強に取り組んでいた。
初めての受験となる中学生の皆さんも多いであろう高校入試である。
朝の職員朝会などで「少しでもとまどっているような生徒さんがいたら優しく声をかけていきましょう。」と先生たちが確認している姿にほっこりする吾輩であった。
昨年をちと超える1400余名の受験をいただいた高校特別入試、滞りなく終了できた。
受験いただいた中学生の生徒さん、保護者様、引率の先生方に心から感謝申し上げます。
もちろん、前日の準備から、当日の案内・誘導、試験監督、採点とフル稼働の先生たち、職員の皆さんにも感謝したい。
皆様のご尽力のおかげで成り立つ長崎日大である。
本日はここまで。