招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 8/10~17

部活動の練習やクラスでの学習会などは続いているものの、
8/10~17、長崎日大は休業である。

さて、この夏の出来事として一番に取り上げなければならないのは、永瀬貴規選手のパリ五輪金メダルであろう。

リオ五輪銅メダル、東京五輪金メダルに続く、3大会連続出場というだけで、とんでもなく喜ばしいこと、「今回は出ただけですごい。あとは怪我なく帰ってきてほしい。」などとと思っていた吾輩であった。

その思いは、良い意味で大きく裏切られ、まさに圧勝!という形での2大会連続の金メダルというこの上なく素晴らしい結果となった。

世の報道等では改めて永瀬選手の凄さ、素晴らしさが報じられている昨今である。

吾輩の中にもいくつかの永瀬選手の言葉が残っているが、ここでは、昨年、本校で開催した「五輪壮行会」の際に、永瀬選手が全校の生徒さんに向けて語った言葉(当日、その場であわてて書き留めた内容である。)を紹介しよう。

「怪我やたくさんの挫折と直面しながら一つ一つの壁を乗り越えてここまでたどり着きました。皆さんもこの先たくさんの困難に直面することでしょう。どうかあきらめることなく、自分自身の可能性を信じてほしいと思います。」

「なかなか最近、思うような結果や柔道ができませんが、強くなるための試練だとポジティブにとらえて自信を持ってパリの畳にあがります。」

身をもって後輩たちに「道」を示してくれた永瀬選手に感謝申し上げたい。

そして、永瀬選手の恩師である松本太一先生が取材で語った「日本の西の端の学校からでも世界で通用し、チャンピオンとなれる選手が出る。」これも忘れられない言葉である。

「道」は何百本、何千本、何万本、無限にある。それぞれの「道」を見出し、それぞれの「道」を自信を持って歩む人間が巣立っていく長崎日大でありたいものである。

長崎日大で学ぶ生徒さん、そして教職員が噛みしめたい言葉である。

本日はここまで。

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