やっとのことで、学校再開である。
早朝から元気に自主トレに励む生徒さんたち、登校してきてくれる生徒さんたちを見て心が和む吾輩である。
気がつくと、学年末考査1週間を切っている。
今日の放課後は、そこここの教室で部活動ごとの学習会など、考査対策が始まっていた。
ご存じのとおり、長崎日大の定期考査1週間前は、放課後進学講座も部活動もなしである。
日頃忙しい毎日を送っている生徒さんにしてみれば考査が迫っているとはいえ、少しゆっくりしたいなと考えるのも人情である。
そこで、「とりあえず、学校で仲間と一緒にまとまった時間を集中してやっておこう。」と取り組んで返るのは妙案かなと思う。
手つかずの状態から始めるというのはなかなかに大変だが、ある程度の目鼻がついていると意外とはかどるものである。
年に5回の定期考査、ひとつひとつが「学びの節目」である。
得点や順位を気にすることも大切ではあるが、限られた期間とテスト範囲、そして、自分の現状などなどを把握して、できるだけの準備を進める。
おそらく、1日のタイムスケジュールを改めて考えることになるだろう。
大学受験や部活動の記憶は大きな青春の思い出となるだろうが、定期考査前に、眠い目をこすりながら「あーっ、もう少し早くやっとけば良かったなぁ。」「授業のたびに整理しとけば~。」「今度からは小テストも頑張らなきゃ。」などなど考えながら取り組んだ記憶もまた良き青春の思い出となることだろう。
本日はここまで。