招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 8/20

清掃の時間が終わり、帰りのSHRの時間、職員室で、卒業生のNさんと出会った。現在、諫早市議会議員としても活躍しているNさんである。当時の担任であった橋本章先生も嬉しそうである。

今日は、諫早青年会議所の皆様が制作なさった、オーディオドラマ「ある漢詩人の生涯 野口寧斎物語」のCDを持ってきてくれた。

知る人ぞ知る、日本を代表する漢詩人である野口寧齋は、なななんと諫早の出身である。諫早市図書館にも寧齋の碑があるので、ご存じの方もいるかもである。

ちと、説明すると

野口寧齋は、日本文学史において、特に詩史において、特筆すべき存在である。
伊藤博文、山県有朋、乃木希典、渋沢栄一、副島種臣、富岡鉄斉というそうそうたる明治の知名士が野口寧斉に師事したことは、当時の漢詩界における寧斉の評価がいかに高かったかを物語る。雑誌「百花欄」を編集して広く詩道の振興に尽くし、「漢詩中興の祖」ともいわれ、正岡子規とともに、明治詩壇の両雄と称された。

と、こんな感じになる。

そのような諫早の偉人を改めて、世に(特に、地元諫早に)知らしめようと、諫早青年会議所の皆様が尽力なさったのであろう。

その素晴らしい取り組みに心から敬意を表したい。しかも、今回の取り組みのPRポスターやCDジャケットに、長崎日大デザイン美術科の生徒さんの作品を採用いただいた。これまた大感謝である。

今夜はゆっくりと鑑賞させていただくこととしよう。諫早青年会議所の皆様の「諫早愛」に感謝しつつ、である。

本日はここまで。

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