毎年この時期は、定年退職等によって、長年お勤めいただいた教職員の皆様とのお別れがある。
先般の終業式でも先生たちの離任式が行われたが、この春でお別れとなる事務職員の先生もいらっしゃる。
本日の午後、図書館では女性教職員の皆さんが集まって、杉本さんの送別ランチ会が催されていた。
途中でのブランクはあるが、トータルで約30年もの長きに渡ってお勤めいただいた杉本(旧姓 山下)真弓さんである。
職員室内での事務など、あらゆる面で長崎日大を支えていただいた方である。
吾輩との最初の出会いは、昭和54年当時である。
何を隠そう、吾輩は昭和54年4月から3年間、昭和57年3月1日まで、長崎日大に棲み着いた。
画像は、昭和56年度の卒業アルバムである。山下さんも写っている
※ちなみに、当時の高校3年生は少なくとも750名以上はいた。全体写真のなかに吾輩もいる。
杉本さんは、当時、山下さんで事務局の先生であった。
吾輩はそこから4年ほど旅に出て、昭和61年に戻ってきた。
しばらくすると山下さんが杉本さんになって戻ってきたのである。
いろんな面でお世話になっていくのだが、特に印象に残っているのが、その温かい人柄と、毎朝の挨拶をはじめ、ちょっとしたときに一言温かい言葉を添えてくださる、その心遣いが吾輩にとって有り難き存在であった。
朝からのあの何気ないやりとりがなくなるかと思うと寂しさしきりである。
「ご退職なさってもご縁は続きますよね。」とお別れではない挨拶をした。
杉本さんに感謝、感謝、ご多幸を祈る春である。
本日はここまで。