いよいよに迫った「県高校総体・市中総体~夏の大会」である。本日は、選手推戴式が実施された。高校3年生の皆さんはN.アリーナで、その他の皆さんはリモートで、出場選手の皆さんを激励した。
吾輩もご挨拶の中で、
この時期、私からは毎年、ひとつ申し上げていることがあります。それは目標と目的ということについてです。まず、出場する皆さんをはじめ、それぞれの部活動には全員で目指してきた目標があると思います。
その目標は、連続優勝、王座奪還から、ベスト4やベスト8への進出、初戦突破と、様々にあることでしょう。厳しい勝負の世界ですから、掲げた目標と現状、そして、対戦相手によってすべてを成し遂げることはなかなかに難しいことかもしれません。しかし、全員が「成し遂げる」ことはできなくても、全員が「やり遂げる」ことはできます。ここが大切です。「やり遂げる」ここに部活動の目的があります。部活動の大きな目的のひとつとして、この「やり遂げる力を身につける」ことがあげられます。
どうか、最後の最後まで長崎日大の看板を背負って、胸を張って堂々と、全力でやり遂げてきてください。そのやり遂げるの繰り返しが、皆さんの将来における大きな「成し遂げる」に必ずつながっていきます。
と心を込めて激励した次第である。
結果を恐れず、最後の最後まで戦ってきていただきたい。10年、20年、30年、いや、還暦を迎える歳になっても「あのとき」を語り合えるような高校総体・中総体、夏の大会であってほしいと願うのである。
本日はここまで。