昨日、7校時のことである。日本大学による「付属高校生向け日本大学公務員セミナー」が開催された。
日本大学の卒業生の地方公務員の数は他の大学さんの追随を許さぬほどの第1位であるが、今般、国家公務員の総合職(所謂、キャリア)までしっかり狙える学生さんをもっと増やそうという機運が高まっているそうな。
今回は、本校の入学式や卒業式にも出席いただき、ご祝辞を賜っている日本大学法学部長 小田司先生によるセミナーであった。
小田先生は法学部長として日本大学の法科大学院(ロースクール)の大躍進を導いた方であると同時に、今回の公務員養成プロジェクトのトップとして動いていらっしゃるとうかがっている。
「そもそも公務員という職業とは」という導入に始まり、国家公務員、地方公務員の種類、内容、「公務員試験に合格するためには」というノウハウ、そして、日本大学の充実した学生支援体制、学びの環境、具体的なプログラムまで、実にわかりやすく丁寧に説明をいただいた。
説明の中に「私のゼミで学んだ皆さん長崎日大の先輩は司法試験に合格して弁護士として活躍しているよ。」と身近な話題も取り入れてくださり、生徒さんたちもかなり引きつけられ、興味深く聞き入っていたのが印象的であった。
吾輩も改めて「公務員」という職業の説明を聴き、「なるほど、こう説明すればわかりやすいんだ。」と学ばせていただいた。
どの職業もその要素はあるだろうが、「安定とやりがい」確かにその要素は公務員の特徴と言えるだろう。
さらに、日本大学のすべての付属高校の中で、この「付属高校生向け日本大学公務員セミナー」を開催したのは長崎日大が初めてだと聞き、有り難きことこの上なしであった。
どのような職業に就こうと「世のため、人のため、そして自分のため」にと、至誠・勤労・創造の校訓を忘れずに輝いて生きてほしいというのが吾輩の念願である。
その中に、大学でしっかり学び成長した上で「公務員」として、地方で中央省庁等で活躍する卒業生(今もかなりの数はいるが)が増えてくれると嬉しいと思う。
小田先生との会話の中にあった「しっかり対策を立てて取り組めば必ず合格するけど、大学1年生から始めるのが大切、もし、長崎日大で日本大学進学を決定したなら、その瞬間から準備を始めるのが、最高の対策だね。」という言葉を生徒さんたちに伝えておきたいものである。
本日はここまで。