長崎日大が誇るタレント集団であるデザイン美術科の皆さんによる「卒業制作展」が絶賛開催中である。
今年は「ながさきピース文化祭2025」のために、会場として例年使用している長崎県立美術館が使えなかった。
「どこを使うのかな?」と思っていたら、なんと「グラバー園」とのこと。
「えっ、使わせてもらえるの?」と驚いたところ、デザイン美術科の西先生の不敵な笑みが返ってきた。
作品搬入の時期、生徒さんと先生たちに疲労の色が日増しに濃くなっていくのを心配していたが、いよいよグラバー園へ。
長崎に住んでいるとはいえ、久しぶりの南山手である。
グラバー園に入り、順路を辿る。
「なるほど、こんな感じで展示してるんだな。」と得心した。
全国に知られる天下のグラバー園に長崎日大デザイン美術科の作品が「長崎日大デザイン美術科ここにあり」とばかりに点在している。
園の中、屋外だけではなく、グラバー邸の家屋の中にもである。正直、「許してもらえたの?怒られないの?」のレベルであった。
ひとつひとつの作品のクオリティーも素晴らしいものであったが、今回に関しては、グラバー園での開催を決断し、酷暑の中の搬入、展示をやり遂げたデザイン美術科の皆さんのチャレンジスピリットに敬意を表したい。
デザイン美術科の皆さん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
本日はここまで。