さて、今週は桜菊祭である。
残念ながら、今年については他の学校行事同様、規模縮小と大幅な内容変更を余儀なくされている。
しかし、しかし、それにめげずに、生徒会のみなさんを中心に各所で準備が始まっている。
弁論大会、文化部発表、デザイン美術科による展示が三本柱なのだが、中1から高2までの「全員参加」のものを創りたいと生徒会が始めたのが、「全校アート・ステンドグラス」なのである。
校舎の窓をステンドグラス風に装飾する。ステンドグラスは長崎発のイメージ、そして、多様性に富む長崎日大のイメージなのだそうな。
世界中の医療従事者をはじめとする力を尽くして世の中を支えてくださっている皆様への感謝、相次ぐ自然災害から立ち直ろうとする皆様への敬意、そして今年度思いも寄らない1年を過ごしつつ、くじけることなく前進している全国の高校3年生の皆さんに向けてのエールとしての気持ちを込めたものなのである。
少しずつかもしれないが、全員で取り組み、貼りつけた「全校アート」なのである。辺りがすっかり暗くなった校舎の前、生徒さんたちも先生たちもあまりのキレイな出来映えに驚いていた。
感動である。みんなで力を合わせて創り上げた感動の共有である。
長崎日大ここにあり!である。
本日はここまで。