先日の帰りのSHRにて。「拍手が起こる生徒指導講話」肥田剛一先生の校内放送が聞こえてきた。
期末考査の受験上の注意とかかな?と聴き耳を立てていると。
その内容は「ペイフォワード」という言葉についてであった。
「ペイフォワード」とは日本語で言うと「恩送り」となるそうな。
よく耳にする「恩返し」とは違うのかな?と思いつつ聞いていると。
誰かに親切にしてもらったとき、その人に対して返すのが「恩返し」で、誰かに親切にしてもらったとき、その人に返すのではなくて、他の人に親切にしていく、つまり、恩を送っていくことなのだそうな。
してもらった嬉しい行為を、今度は自分がやってみる。
かけてもらった温かい言葉を、今度は自分がかけてみる。
肥田先生による「恩送りのススメ」であった。
生徒指導はどうしても「○○してはいけない」「△△しなさい。」のオンパレードの話となることが多い。
もちろん、長崎日大の生徒指導にもそれはある。
しかし、それに終始しないで、というよりも、まず最初に「恩送り」の話と長崎日大の生徒さんたちの善行を讃える話から入る肥田先生のトークは素敵だなと思う。
また、そのような生徒指導が可能である長崎日大の生徒さんたちも素敵だなと思う。
成長過程において失敗や軽率なことはつきものである。しかし、みんなでケアしあって、良き方向に進んでいく学校でありたいものである。
肥田先生と生徒の皆さんに感謝と敬意を表したい。
本日はここまで。