招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 2/7

この土曜日、日曜日と「高2生大学入学共通テスト模試2月」と銘打った校外テストが実施されていた。「1年後の共通テストをシミュレーションする」と記してあった。
以前は「センター早期対策マーク模試」などと称していたような。
とまれ、担当の園田先生と「まだ高校3年生が終わっていないのに、高校2年生が始まるねぇ。」と顔を見合わせた吾輩である。

世の大学入試については、賛否両論、様々な改革要望が飛び交うところであるが、現実問題として、令和4年の1月には、「第2回目」となる「大学入学共通テスト」が実施されることは確定事項である。

それならば、批判はおいといて、現高校2年生の皆さんに対する指導と協力に全力を挙げなくてはならない。

センター試験から共通テストへの転換は今回よりも著しくなるかもしれない。が、しかし、まずは基礎力の充実である。

思考の基盤、学びの基盤をしっかり作っておくことが最大の受験対策であることは今も昔も変わらぬところだろう。

そして、これは受験のみならず、部活動や将来においても重要なことである。

日常においてよく考える習慣と真摯に学ぶ姿勢、効果的に学ぶ方法を身につけておくことは、人生を豊かに強靱にするスキルである。

休日とは言え、学校に出てきて25日に迫る「二次個別入試」に備える高校3年生、いよいよ「共通テスト模試」に挑み始めた高校2年生、ゴールライン直前とスタートラインについたシーンを同時に見ている気がした週末である。
双方の生徒さんたちの健闘と幸運を切に願う吾輩であった。

本日はここまで。

PAGE TOP