昨日の長崎日大では、実に興味深い取り組みが行われていた。
「高校生のための文化講演会」のオンライン開催である。
ベストセラーとなった近著である『人新世の「資本論」』でもよく知られている、大阪市立大学院経済学研究科准教授、斎藤幸平先生によるご講演であった。
『「人新世」の危機とみんなの未来~気候変動について考えよう』という演題で、これからを生きる高校生に対する示唆に富んだ内容だと思った。
オンラインでのご講演であったが、生徒の皆さんが興味関心を抱いて、耳を傾けている表情が見て取れた。
先生のお話に続いて、リモートでの質疑応答など、臆することなく、しっかりと質問している長崎日大の生徒さんに頼もしさを感じた。
非常に充実したひとときを過ごすことができたのではないかなと。
今回の講演会の開催は、一ツ橋文芸教育振興会様と長崎新聞社様の主催、集英社様の後援という形で実現したものである。
関係各位に深く御礼申し上げるところである。
さらに嬉しいことに、一ツ橋文芸教育振興会様から、集英社文庫100冊の書籍を本校図書館にご寄贈いただいたのである。
ありがたく頂戴し、図書委員会の皆さんにお渡しした。
スポーツの一大イベントである高校総体が終了したところで、今度は「文化の風」が吹いた長崎日大であった。
本日はここまで。