招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 6/28・29

期末考査第2日目の長崎日大である。

毎朝早くに登校して自主トレに励む運動部員諸君も、ここ数日は単語帳やプリントを片手に日大坂を上ってくる。

昨夜は、我らが明倫館を訪れた。しっかり頑張ってるかなと、ちと心配?もあり、寮生諸君の顔を見に行った次第である。

それぞれに机に向かっている姿は微笑ましく、学習時間の合間の元気の良さはいつもと変わらず健在であった。

現在、128名の大所帯となった明倫館である。

昨年の4月以来、コロナ禍の影響もあり、なかなか一堂に会しての話ができない状況が続いている。

1日も早く、以前のように「みんな集まれ!」と寮生全員集合の集会や晩礼を実施したいものである。

明倫館は、遠隔地から入学した生徒さんが、「生活するだけ」という場所であってはならないと思う。

それぞれに目標と目的を持っての学校生活を送る中で、もうひとつ、「寮生活を通して成長する」空間であってほしい。

部活動でのまとまり、各クラスでのまとまり、それぞれあるだろう。そこに、「一つ屋根の下、同じ釜のメシを食った」という「もうひとつのつながり」があってほしいのである。

なかなかに難しいことかもしれないが、目指していきたいなと。

昨夜、時計は10時を指していた。休憩時間が終わると、特に指示されなくても、それぞれに学習に戻る寮生諸君を見ていると、それだけで嬉しくなる吾輩であった。


本日はここまで。

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