至誠発!「7月 NNG学園レポート」
【1学期終業式 平和学習】
今日は真夏日!1学期終業式そしてワクワク夏休みのスタートです。まずはじめに、池内校長先生から次のようなお話しをいただきました。
「三者面談をとおして、本当に必要な力を身につける充実した夏にしてください。そして、長崎日大から世界の平和と人類の福祉について考えてみましょう。相手の立場になって物事を考え、勇気をもって優しく寄り添い、温かい言葉をかけることができる、素敵な人に成長してください。そして、平和活動で一番大切なことは、あなたの近くにいる人を大切にすることです」と1学期を締めくくられました。
次は、お馴染み至誠推進肥田主任のお話しです。今回は高校生平和大使に選ばれた、高校2年川端悠さんを迎え、子どもたちが考える平和とは何かについてインタビューがありました。そこで川端さんが語った言葉
「朝起きて。家族でおはようと声をかけ、みんなで朝食をいただく。登校してたくさんのお友達と楽しくおしゃべりをする。そんな当たり前の日常が平和を感じる瞬間です。この瞬間が明日も明後日も続くように考え・祈り・行動することが平和活動の第一歩だと思います」というフレーズが強くこころに残りました。
そして、放送部でもある川端さんは、次のようなアナウンスを全校に届けてくれました。
「私が通っていた山里小学校では、全校生徒で【あの子】という永井隆博士が作詞された、平和の歌を歌っていました。山里小学校では一発の原子爆弾で1300人ほどの児童が犠牲になりました。永井博士は未来を生きていく子どもたちが、二度と戦争によって苦しい思いをしないようにとの願いをこめて、この歌を残されました。8月9日を迎えるにあたって、これからの毎日を、当たり前だと思ってただ過ごすのではなく、当たり前が幸せなことだなあと感じて生きていきましょう。長崎に住む若者として、平和について考え、平和を感じながら過ごしていきましょう。では最後に【あの子】をお聞きください」
そして、 第73回長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で歌った【あの子】を紹介してくれました。みんなのこころに【長崎の鐘】が鳴り響いた終業式でした。それでは【あの子】をお聞きください。