自粛から自衛という言葉が聞こえてきた。
各地で、経済活動や文化的な活動が再始動している。
中学生・高校生の従来の大会等の代替試合もあくまでも、「慎重に」であるが、徐々に開催されている昨今である。
長崎日大も元気に活動している。とはいえ、様々な制約は依然としてあるわけで、4月に中止となった体育大会、1学期末の球技大会にしても、開催は無理である。
うーん…せめて、高校3年生には何か「今年ならではの特別な思い出」となるようなことをやらせてあげたいなと思案していたところ、
体育科の先生たちから、素晴らしいアイデアが飛び出してきた。
名付けて「ポカダン」
※ポカリスエットのCMのダンスをするのでということで高校3年生の女子生徒が名付けたそうな。
3密を避けるために、一斉の練習はできない。
高校3年生の体育の時間をこつこつ使い、それでも足りないクラスなどは教科担当の先生たちが協力して練習時間を捻出してくれたらしい。
昨日、体育科から実施要項をいただいた。6/17開催である。
吾輩が嬉しいのは、「できる範囲で精一杯」の取り組みであること、「何もできない」と言ってしまうのではなく、その状況で「何かやろう」としてくれたこと、クリエイトコース・アカデミーコース・プログレスコース・デザイン美術科の全員が参加して「感動を共有できる」ことなのである。
大きなイベントではない。派手なイベントでもない。
しかし、温かいイベントである。
体育の授業では、得意な人も不得意な人も一生懸命踊っていた。
クラス全員である。みんな笑顔である。指導している体育科の先生たちも笑顔である。みんなに感謝である。
本日はここまで。