冬休みに入って、初めての土日である。
いつもの賑やかさと違い、静かな長崎日大である。
「静かだなぁ」と思いつつ、机向かっていると、ゲゲゲの鬼太郎の下駄の音ではないが、「カラーン、コローン」と音がする。
しかも、断続的にではあるが、ずっと続くのである。
何かな?と不思議に思い、本館1階フロアーをのぞいてみると、吹奏楽部の皆さんの姿が。
マーチングのカラーガードの皆さんのフラッグの練習中であった。マーチングは行進しながらの楽器の演奏をするパートとフラッグを操りながら行進に彩りを加えるパートがある。
この日はカラーガードの皆さんが複雑な動きに挑戦中であった。
難しいキャッチの練習がずっと続く。
できるようになるまで根気強く何回も何回もである。
完成したマーチングはすばらしく、観ている人たちを圧倒し、魅了する。
長崎日大吹奏楽部のマーチングは手前味噌ながら観る度に感動を覚えるクオリティーである。
しかしながら、そこに至るまでには「地道な努力」がある。
暑い日も寒い日もステップを整え、演奏を磨き、全体を同期させていく。文化部とはいえ、練習量は並の運動部を凌駕するほどである。
休日の「できるようになるまで続ける練習」、吹奏楽部の凄さを垣間見た気がした。頑張れ!吹奏楽部!である。
本日はここまで。