2021.01.17~01.23

2021.1.23 鉄は熱いうちに打て

今日は、中3~高2の生徒を対象に「ベネッセ総合学力テスト」が実施されました。まずは生徒の皆さん、お疲れ様でした♪

残り2ヶ月余りで終わろうとしている現学年での学校生活。ここまでに必要な学力がどの程度定着しているか?そして、全国規模の位置づけにおいて自身の学力がどれほどのレベルにあるのか?など、色々なことを見極める意味でも非常に大切なテストでした。そんな重要度の高い試験ですから、「やり切る・頑張り抜く」ことも大事でしたが、次学年に向け補強すべき学習面のヒントを掴むことがより必要になります。

となれば、丁寧にやってほしいのがやはり”復習”ということになりますね。係の先生からOKとなったタイミングで解答解説が配布されますので、ぜひ時間を作って細かい部分まで目を通し、誤答の原因をしっかり究明しましょう!ここでどれだけ「やり方にこだわれるか」が、来年度の自身の学力に大きな影響を与えることになってくると思います。

ベネッセのHPにも振り返りまでの一連の流れが説明されていますが、特に「復習」に特化した部分を、念のため紹介しておきます。
鉄は熱いうちに打て!頑張りましょう。

1年(中3)はこちらから  2年はこちらから

2021.1.22 成長してますっ♪

中3言語技術の時間に”意見文~パラグラフ・エッセイ~”を学習しました。
1パラグラフの意見文として「新型コロナウイルス感染症の対策にマスク着用は効果的か」という問いに対し、自分の意見を表現しました。

学習のテーマに据えていたのは、「空間配列」を踏まえて、理由を複数提示すること。自分が用意した理由について情報としての大小を区別し、相手に論理的に伝えられるかどうか?それが学習の大きなポイントでした。

中学生が書くことだから、きっと”自分がかからなくてすむ”などの利己的な理由が並ぶかと思いきや、挙げられていた理由は…
・相手を感染させることを防ぐことができる
・相手を不安にさせなくて済む
と、いずれも他者の安心安全を最優先した発想の具体例でした。しかも、実際の感染の危険を防ぐという一番大きな理由を先に述べ、続いて精神的に与える影響を記し、それらをきちんと「理由は2つあります。」とナンバリングして表現しています。

これまでに学んできた言語技術の手法が、ちゃんと身についている!そして、自分より周囲を重んじる気持ちがしっかり育っている!
中学入学時はまだまだ幼かった中3の少年少女たちが、着実に成長してくれています♪ 嬉しい限りです。

2021.1.21 見倣うべき”入魂”の姿勢

ネットニュースを見ていたところ、「大相撲の初場所で、行司の式守伊之助さんが結びの一番の軍配を差し違え、進退を申し出た」という記事が載っていました。

相撲の世界に疎い私は、そこまでのことかと正直びっくりしました。他のスポーツにおける(明らかな)誤審の話題も時折目にしますので…それでも国技という重みがあるからでしょうか、決め事として降格処分などもあるらしいですし、Wikipediaにはご丁寧に「過去の差し違え一覧」なるものまで掲載されていました。力士が自分の全身全霊をかけて一番の勝負に挑む。だからこそ、それを軍配する行司も魂を込めて立ち会わなければならない。そんな崇高な世界の1コマを見たようで、あらためて行司の”覚悟”に感動させられました。

私たちも普段、何気なく「真剣に…」などと口にしますが、文字どおり竹刀や木刀ではない「本物の刀」のことです。その本物を持って敵と向き合う覚悟で切り合うわけですから、まさに命懸けです。何か目標を立てて、それに向かって努力する。その際、行司の式守氏のように”覚悟を決めてやる”という入魂の姿勢を見倣いたいものですね!

(このブログもご愛顧いただいている方々がいる以上、”真剣”に書かなければいけませんね…実は今日、月曜~木曜の4日分をまとめてアップしました。言ってるそばからこの体たらくですが、頑張りますっ!引き続き、お付き合いくださいませ)

2021.1.20 1年の重み、さすが…

月曜日に全国一斉に行われた「大学入学共通テスト」の自己採点結果は、幾つかの予備校・教育関連業者によって取りまとめられ、全国的な動向が把握できるようになっています。

そのうち、ある1つのデータリサーチの結果が手元に届き、色々と目を通しています。
5教科8科目文系  553.7 / 646.1
5教科7科目理系  561.5 / 645.0

上の数字は、現役/既卒(いわゆる浪人生)の全教科平均点の比較となっています。教科ごとに比較をしてみても同様の傾向があり、やはり「1年の辛抱の差」が表れる結果となったようです。本校にも、初志貫徹のために浪人という選択肢を選んだ卒業生がおり、先週各地で戦いに挑みました。紹介したとおりの結果が、彼らにももたらされていることを切に祈りますし、3月の終わりに吉報が届くことを心から願っています☆

高2以下の学年の皆さんには、高3になるとこのような集団も相手にしながらの模試・入試受験となるというシビアな現実をしっかり認識してほしいと思います。
そして最後に高3のみんな、上の数値はあくまでもそれぞれの平均であって、現/浪の比率で言えば圧倒的に現役生が多いんです。ですから、2次試験に向けては大多数の受験生と同条件の勝負になります。ここから前期日程まで、いかに強化していけるかが肝心ですよ!

2021.1.19 目標を持って挑め!

23日(土)に、中3~高2の学年で進研学力テストが行われます。試験教科となっている教科については、これまでに対策を重ねながら照準を合わせてきました。

ベネッセが配布している資料「合格ライン2020」によれば、この冊子に記載されている各大学の”合格ライン”をどれだけ超えられたかで志望校合格の可能性が大きく変動するようです。国立大を例に挙げると、
0回:25.6% 1回:38.9% 2回:45.8% 3回:51.6%
4回:57.1% 5回:64.8% 6回:73.2%
となっており、常に到達目標を設定し、それを上回る結果を残すための取り組み・準備をすることが望まれることになります。

目標設定→受験前努力→全力受験→受験後復習→次回目標設定 この理想的サイクルの先頭にあるべきものが、自身の目標ラインの確認と設定になります。ただ「その日が来たから受験する」のではなく、より明確な意志を持ってテストに臨めるようにしたいものです。

2021.1.18 自己採点~努力の成果を大切に使おう

大学入学共通テストの自己採点がありました。
2日間力を出し尽くしたすぐ即日に行われる、心身ともに大変な作業ですが、これから国公立大の出願方針を立てていくには欠かせないものです。疲労と緊張の中、午前中をたっぷり使って、慎重に確認が続きました。

予想以上に取れた!思ったほど伸びなかった… 結果には悲喜こもごもがあると思います。ただ、これだけは覚えておきましょう。「大学入学共通テストに合格・不合格はありませんっ!」

旧センター試験の時代にも、結果が良くて志望を上げたものの2次力が及ばずに涙をのんだり、逆にセンターの少々の失敗を得意教科で見事に挽回したりというケースを散々見てきました。

これまでの努力の結晶として積み上げた得点です。担任や保護者様ともよく相談し、得た結果を上手に、悔いなく活かしてほしいと思います♪

2021.1.17 共通テストもALLOUT(出し尽くす)だ!

初の実施となる「大学入学共通テスト」も2日目を迎えました。
今年は新型コロナウイルス感染症対策ということで、試験における決まりごとも諸々追加されています。私たち教職員が大学構内に留まることが認められておらず、出席確認や教科科目ごとのわずかな合間時間(合間の場合は教室から出て来ない生徒が多いのですが…)しか生徒の様子・雰囲気を把握することができません。

画像は8:15~8:30に本校生の入構確認をしている様子ですが、進路指導部主任が指揮を執り、各担任が自分のクラスを掌握してくれています。マスク越しの表情を見ながら、個々の状況に合わせてひと言ふた言声をかけ、試験会場に送り出してくれていました。毎年この光景を見るのですが、師弟一丸となってこの日のために頑張ってきた二人三脚の雰囲気がすごく表れていて素敵だなぁと感じます♪特に今年の3学年は、入試改革・コロナ対応と幾重にも直面した困難を経ての2日間ですので、より強く実感させられました。

見たところ、生徒の皆さんも体調が良さそうで時折笑顔も見られ、心地良い緊張感を持ちながら2日目を迎えられているようです。結果を気にするのは明日以降で構いません。とにかく今はやり切ること、出し尽くすことが大事です。
みんな、池内校長の「ALL OUT」の檄を思い出し2日目も全員で全力で全うしよう!

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