招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 10/12

週のはじめから、素晴らしいニュースが飛び込んできた。
長崎日大が誇るプログレスコースの高校2年生の二人が「人命救助」で表彰されたのである。

以下、西日本新聞電子版からの抜粋である。
「奇跡的」高校生ら4人の“リレー” 心肺停止の男性救う
2020/10/11 11:00 (2020/10/12 11:47 更新)
西日本新聞 長崎・佐世保版 古長 寛人
 自動体外式除細動器(AED)のリレーが命を救った。長崎県諫早市の運動公園でランニング中に倒れて心肺停止状態となった男性(37)を偶然居合わせた医師、看護師、高校生2人の4人が救助した。サッカー部員の高校生2人はAEDを取りに公園内を猛ダッシュ。10日、諫早消防署は「奇跡的な連携」と4人に感謝状を贈った。
4人は諫早市の脳外科医案田岳夫さん(57)、長崎市の看護師土屋暁美さん(54)、諫早市の長崎日大高2年の鍬崎哲也さん(17)と小瀬良天翔さん(17)。
同消防署などによると、男性がランニングコースで倒れたのは9月26日夕。母親のリハビリで公園を訪れていた土屋さんが心臓マッサージを施し、ジョギング中だった案田さんも駆け付けた。男性は呼吸や脈がない意識不明の状態で、土屋さんは足が速そうな鍬崎さんらにAEDを運ぶよう依頼。2人は公園事務所までの数百メートルを駆けた。
男性はAEDによる処置で意識を取り戻した。「AEDでの処置がなければ、助からなかっただろう」と同消防署。案田さんと土屋さんは「研修でAEDには慣れており、役立った」。高校生2人は「とにかくAEDを早く渡すことだけ考えた。人の命が助かり、蘇生の仕方を学ぼうと思った」と話している。

なんとまあ、慶ばしいことではないか。
プログレスコース、サッカー部、そして、長崎日大の誉れである。二人の生徒さんに心からの敬意と感謝を表したい。

さて、学校というところは、お褒めをいただくこともあれば、お叱りをいただくこともある。
感謝のご連絡もご心配や苦情のご指摘をいただくこともあるわけである。

多感な青春時代を送る中高生たちは「多面体」である。

吾輩たちを感動させる素晴らしい一面を見せるときもあれば、「あらあら」と困った一面を見せることもある。
こっちが驚くほど「大人」であることもあれば、まだまだ「子ども」であることもある。

我が身を振り返ってみても、「まあ、それが当たり前かな。」と思う。

だからこそ、みんなで支え合って、励まし合って、学ばなければいけないし、成長していかなければならないのである。

色も形も大きさも輝きを放つ角度もみんな違う。しかし、それぞれが輝きを放つ一面を必ず持っている。

それが、長崎日大なのだと思う。

週初めの良い知らせに元気をもらい、今週も頑張るのである。

本日はここまで。

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