大学入試センターより、来年1月の「大学入学共通テスト」の志願者は53万5244人との発表があった。
今年1月の「最後のセンター試験」よりも約2万人少ないことになる。
「共通テスト」は従来の「センター試験」に代わり、来年初めて行われるものである。
特に今回は、新型コロナウイルスの影響で学業遅れがある現役の高校3年生への特別な措置として「第2日程」を選択できる異例の日程が組まれた。
今夏の調査では、約3万人が第2日程を希望していたが、実際の志願者は800人足らずであるようだ。
「二次個別の対策や私大の入試もあるし、何が起こるかわからないから、早めに受験しておこう。」と考えるのも至極当然であろう。
また、夏以降「休業要請」が出されることもなく、ある程度従来に近いペースで高校3年生の皆さんの学びが進んだことも影響したのかなとも思う。
さて、53万5244人の中の237人が長崎日大の高校3年生である。
それ以前でも個人的には存在したのであろうが、長崎日大が本格的に「センター試験」に参入したのは、平成4年の1月であった。
あれから30年近くが過ぎた。長崎日大の受験者数は軽く10倍となった。
共通テストまで、残り100日を切ったところで、今井教頭先生の「進路応援Blog」にも「二桁突入」と綴られていた。
長崎日大の高校3年生諸君に限らず、すべての受験生の皆様に申し上げたい。「3ヶ月あれば劇的に伸びる!」平成の時代に、センター試験チャレンジを見つめてきた吾輩が実感したことである。
諦めないで、迷わないで、柔軟に考えて、具体的に取り組んだ人は必ず結果を出してきた。
全国の53万余人の受験生の皆様の健闘を祈る。
本日はここまで。