招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 10/22

本校HPでは、拙ブログと同じ欄に、今井教頭先生の「進路応援ブログ」と大久保教頭先生による「学園FB」が絶賛!連載中である。この3つは概ね毎日更新を心がけて頑張っている。皆様、是非ご覧あれ!である。

さて、先日の「進路応援ブログ」を見ると、以下の文章が綴られていた。

総会の途中にメンタルヘルスの講演会があり、「自己肯定感を高めるには?」という観点から、産業カウンセラーの先生を講師にお招きしてご指導を賜りました。その中で印象に残ったのがリフレーミングという発想法でした。枠(ワク)のことを「フレーム」と言いますよね?!つまり、今までの考え方の枠組みと異なる見方・アプローチをすることで、意図的にポジティブで健全な思考へと切り替えていく考え方を指しています。自分の性格、上手くいかない現状…ついついネガティヴになってしまいそうなところを、真逆のフレームから見ることで反転させることができます。たとえば手元に500円あったとします。「500円しかない…」と考えがちなところを「500円もある。○○が食べられる♪」などのように思考し直すと、何だか嬉しい気持ちにもなれますよね?

ネガティブな言葉を、ポジティブな表現に変えていくことの効能は聞いたことがあったが、それをリフレーミングというのは初耳であった。

時を同じくして、「全国高体連ジャーナル」という冊子を読んでいると、

「PEP TALK 本領発揮を導く言葉の力」という特集ページがあった。

ペップトークとは、「本番前の励ましの一言」である。辞書には「激励演説」と定義され、スポーツの試合直前に監督やコーチが、選手たちに対して、短くわかりやすく、前向きになる言葉がけをすることを指しているそうな。

ペップトークも言葉のポジティブ変換という点ではリフレーミングと似ているなと思いつつ、読み進めると面白いことが書いてあった。

ポジティブ変換は大きく2つに分けられる。ひとつは「とらえかた変換」、これは、よくあるネガティブ→ポジティブ変換と言える。

もうひとつが「してほしい変換」、単純に言えば、「廊下を走るな」ではなく、「廊下を落ち着いて歩こう」、「下を向くな」ではなくて「上を向こう」ということだ。

今回、「言葉がけ」について考えるひとときを得たのだが、最も心に残った言葉を一つ挙げて終わろうかと思う。

「結果」を言葉にするよりも「行動」を明確化した方が良いケースがある。
という言葉である。

「勝て!」ではなくて、「勝つために○○を徹底しよう」とか、「合格しろ!」ではなくて、「最後まで△△しよう」とかである。

本日はここまで。

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