今年のカレンダーも残すところ2枚、霜月に突入である。
ちと気が早いが、来年の干支「丑(うし)」の話である。
店頭に並ぶ「丑」年にちなんだ縁起物を見ていると、「学問の神様、菅原道真の使い、学力向上、合格成就の神獣」と銘打った「丑」さんたちが並んでいた。
これは時節柄買っておかなくてはと吾輩の財布の紐も緩んだ。
とはいえ、「やはり、招いてなくてはな。」と、購入したのが、京都府伝統工芸品「龍虎」さん謹製の「招き丑」である。
「龍虎」さんの説明書きによると、
丑は古来より、「力」の象徴、原初の力を持つ神獣として崇められてきました。「牛歩」と言われるように、遅くとも力強い、着実な歩みは諸病諸悪をはねのけて、明るく平穏な一年を切り拓いてくれる事と思います。良き歳をねがい、末永く御愛玩頂ければ幸いです。
ということである。
ここから始まる自己実現に向けての大学入試など、厳しい今年度を過ごしつつ、頑張ってきた全国の受験生の皆さん、そして、一緒に踏ん張っている世界中の皆々様に「神獣の力」が届いてくれることを願う吾輩である。
来る2021年に向けて、吾輩たち招き猫一族も「丑」さんたちと力を合わせて祈るのである。
本日はここまで。