招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 6/11

本校のスクールカウンセラーである木住野(きしの)先生による「カウンセラーだより6月号」が発行されていた。読んでいて心が温かくなる内容であった。ちとご紹介しよう。

今、私たちは日常生活での変化を余儀なくされています。戸惑いを感じている人もいるかもしれません。でも、変わらないものもあります。校舎の周りの木々の緑、グラウンドから見る空、教室の窓から見える景色などなど…。先日、日大高校の上空を飛ぶ飛行機を久しぶりに見ました。悠々と空を飛ぶ機体を見ていると何だかほっとしました。皆さんがほっとできる気色はどんな気色ですか?

という木住野先生の言葉から始まり、

「ひとには落ちこみから回復する力がある」というタイトルで、「レジリエンス」という「困難を乗り越えたり、落ちこみから立ち直るこころの力」のことを説明している。そして、自分で立ち直ろうとすることも大切だけど、きついなと感じたときは誰かの助けを求めましょう。助けを求めることも「レジリエンス」の一つです。

と結んであった。「そのとおり!」と同感する吾輩である。

さらに、絵本作家である五味太郎さんの言葉が紹介されている。

「心っていう漢字って、パラパラしてていいと思わない?先人の感覚はキュートだな。心は乱れて当たり前。常に揺れ動いて変わる。不安定だからこそよく考える。もっと言えば、不安とか不安定こそが生きているってことじゃないかな。」

最後に、木住野先生の言葉で、
もし、今「きついな、つらいな。」と感じている人がいたら、あせらず、あわてず、じぶんのペースで日々の生活や学校生活を取り戻していきませんか?
とあった。なんだか心が温かくなった。

長崎日大には、お二人のスクールカウンセラーがいるが、それぞれに素敵な先生方である。初めてカウンセラー室を訪ねるときなどは少し緊張するかもしれないが、決して特別なことではなく、日常の中で何か話しに行こうかなでよいのではないかなと思う。

吾輩も遊びにいってみようかな。という感じである。

本日はここまで。

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