招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 8/11

昨日、学校を後にしようとすると、日大坂で生徒さんに声をかけられた。部活の帰りでお迎えを待っているところらしい。少し話してみると、高校1年生の男子生徒であった。

別れ際に「夏休みにオススメの本はありませんか?」と尋ねられた。

「オススメの一冊」と問われるとひとつに絞るのは至難の業なのだが、「読んでおいて損はない」という点で言えば間違いないと思う本があった。

先日、書店で衝動買いし、読んだばかりの一冊を手渡した。

それが画像にある『なぜ僕らは働くのか』という本である。ご存じ、池上彰さん監修である。

衝動買いの原因は、帯に掲載された文言である。事前に本書を読んだ239名のアンケートにおいて、読者満足度97.5%とある。

モニターさんたちの感想までついている。

いくつかご紹介すると、

「働くことへの意識が大きく変わった。将来が楽しみになった。(15歳 高校生)」、
「なぜ勉強するのかという疑問にスッキリする答えをくれた。(13歳 中学生)」、
「就職に向けて自分の将来のために、繰り返し読みたいと思います。(大学生 19歳)」、「仕事に悩む心にとても響いた。働くことを改めて考えさせられた。(社会人 24歳)」、「将来について考え始める子どもたちにまず手にとってほしい。(図書館司書 38歳)」、「高校生の我が子に送りたいと思います。うまく伝えられていなかった思いを代わりに伝えてくれる本です。(書店員 49歳)」、
「進学や就職を控えた学生、仕事に悩む多くの人に届いてほしい。(会社経営 63歳)」

などなど、様々な年代が語っている。ちなみに50代の感想が載っていなかったので、僭越ながら吾輩からも一言、
「働くということだけを考えるのではなく、これからの生き方、考え方が豊富に取り上げられている。否定的に入らないで、素直に知識や考え方の整理をするつもりで読み進めると非常に有益な内容だと思う。」

この本を貸した生徒さんは、8月中に読み終えて返しに来るとのことだった。感想を聞くのが楽しみである。

本日はここまで。

 

 

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