いつもは生徒さんたちの元気な声が聞こえる長崎日大の校舎内が、本日はシーンとしている。
高校も中学校もである。
といっても、何かが起こったというわけではない。
本日は、中学校1年生から、高校3年生まで、全校一斉の校内実力テストなのである。
長崎日大の春、夏、冬の長期休暇の後に実施する「実力テスト」は「実力」とはいうものの、ちと違っている。
高校3年生は大学入試の模試スタイルなのだが、その他の学年の出題範囲は、休暇中の課題、休暇中の進学講座でやった内容なのである。
つまり、「休暇中にやった学習が本当に自分の身についた実力となっているか?」を問うテストだといえよう。
中高の教室を見て回ったが、みんな懸命に答案に向かっている。
それぞれの得点の多寡(笑)はあるだろう。
しかしながら、一心不乱に立ち向かっているその姿が尊いのである。
元気に躍動する生徒さんたちも素晴らしいが、本日のような静寂の中、頑張る生徒さんも、これまた素晴らしい。
本日はここまで。