昨日の拙ブログにおいて、ご挨拶を紹介したが、夏の前半戦終了となり、生徒さんたちは部活動以外はお休みである。
我らが長崎日大の男子寮「明倫館」も一部の部活動や受験生の生徒さんをのぞくと、保護者様のもとへ帰省している。
現時点で「どんな感じかな?」と寮をのぞいてみると、残った寮生はみな出払っていて、事務室にも誰もいない。
どうしたのかなと思っていると、館内からガチャガチャと音がする。音のする方に行ってみると、寮監の宮﨑俊二先生が、モップを手に大奮闘中であった。大汗をかきながら懸命に寮のフロアーをキレイにしてくれている。
有り難しである。
宮﨑先生は、長年、寮の先生としてご尽力いただいているが、そもそもは、長崎日大高校サッカー部のGKコーチとして出会ったのが始まりだった。
キーパーコーチとしての手腕は素晴らしく、近年では「宮﨑コーチの指導が受けたくて長崎日大に進む」という中学生ゴールキーパーがいるくらいだと、県内のサッカー関係者から聞いたことがある。
そして、何よりも宮﨑先生の誠実な人柄である。
当時、寮監を務めていた吾輩も宮﨑先生とともに仕事をしてきた。
いい加減な吾輩からすると眩しいくらいであった。
おそらく、宮﨑先生の誠実さは一緒に仕事をしてきたスタッフならば全員が口をそろえて賞讃するところだろう。
コロナウイルス感染防止に努める昨今、毎日、毎朝、寮生全員一人ひとりの検温を行ってくれているのも宮﨑先生である。
名ゴールキーパーである宮崎先生が、明倫館というゴールを必死で守ってくれている。
いと有り難しである。
本日はここまで。