招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R3 4/26・27

昨日4/26のことであった。体育科と生徒会の先生方が動いた。
体育大会を予定している4/29の天候がいよいよ危ういとの予報、前日の雨予報の可能性も高い。
急遽ではあるが、体育大会の実施競技を4/27と4/29に分けて行えないかという提案であった。

「何としてでも体育大会を実施したい」という思いと「できることなら少しでも良いグラウンドの状態で」という思いの二つからなる提案であった。

グラウンドが悪くとも何とかなるダンスや集団種目を4/29(または予備日の4/30)に残しておいて、雨や雨上がりのグラウンドでは難しい徒競走やリレー種目を4/27に実施するという提案はすぐに承認された。

帰りのSHR近い時間に「急な変更ですが、」で始まる体育課主任塩谷先生の校内放送が響き渡る。

「変更はいいけど、グラウンドの準備や生徒会の準備などは間に合うのか。」という懸念もあったが、体育科の先生方の指導、生徒会メンバーの尽力により、本日の開催に間に合った。

進行は、急な依頼に応えてくれた放送部の皆さんが。

各担任の先生方をはじめ、すべての先生方がてきぱきと動いている。

もちろん、各団の団長さんを中心に生徒さんたちもまとまっている。

運動部員の皆さんの召集やライン引きなどの裏方の仕事(中学生の競技の準備までしっかり務めてくれていた!ありがたい!)も見事である。

昨年度は中止となった体育大会であるから、全体の三分の二は「初めての体育大会なのに」と、驚いた吾輩である。

こんなときに、生徒さんたちと先生たちの底力を感じるものである。

予定していたすべての競技を順調すぎるほど順調に終了できた。

急遽の変更で危ぶまれた本日であったが、「今日やっといてよかったねぇ。」という言葉がそこここから聞こえてきた。

それよりも何よりも、朝からの競技(コロナ対策もあり、例年よりはかなり縮小した内容である。)に臨む生徒さんたちの笑顔が嬉しい一日だった。

これもまた、「長崎日大ここにあり」である。

本日はここまで。

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