長崎日大の本館前のキャンパスは、四季折々の花で飾られた「百年の庭」、創立50周年記念事業の際、同窓会の皆様のご尽力により造られたスペースである。
「百年の庭」にある小歩道には、10年刻みで長崎日大の足跡を印した掲示板が設置してある。これも同窓会の皆様によるものである。
1966年から始まる掲示板は、現在5枚である。最新の掲示板が2007~2018であるから、2029には1枚増え、そこから10年ごとに増えていくことだろう。
校舎内施設の案内、説明なのだろう。入学したばかりの新入生の皆さんが、担任の先生の後について「百年の庭」を歩いている。
なんだか、とても良い光景である。
入学し、卒業していく生徒さん、その保護者様、着任し、退職していく教職員。
一日一日の学校生活、一コマ一コマの授業。学校行事、練習、試合、応援。
日常における大小さまざまな喜怒哀楽。
1966年からのお一人お一人、一瞬一瞬の限りない積み重ねの上に、今がある。
尊い積み重ねに感謝と敬意を抱きつつ、また積み重ねていくのである。
本日はここまで。