本日の7校時目は、諫早市中総体、長崎県高校総体、及び、各部活動夏の大会等に向けての「選手推戴式」であった。時節柄、校内放送での実施となったが、充分伝わるものがある挨拶と宣誓であった。
まずは、中学生徒会長の今里くん、高校生徒会長の鳥嶋くんの生徒代表挨拶。二人とも気持ちのこもった素晴らしい挨拶であった。
引き続き、中学陸上部主将の鶴くん、高校剣道部主将の大浦くんによる選手宣誓が行われた。実に力強く、大会での活躍が期待できる宣誓であった。
先日来出ていた部活動に対する制限措置も、長崎市内を除けば、ほぼ緩和されたようである。
ここから最後の仕上げにかかる各部活動に大いに期待したいものである。
推戴式の最後に、生徒会主任の遠山先生からの「中総体、高校総体をはじめとするすべての大会等やみんなの学校生活を守るためにも、感染防止対策をこれまで以上に、みんなで気をつけて頑張りましょう。」という言葉があった。
吾輩もご挨拶を申し上げたが、その一部をご紹介しよう。
当たり前のことが当たり前でなくなった今、私たちが改めて考えなくてはならないことがあります。それは、「感謝」と「尊敬」の気持ちを忘れないことです。
対戦相手やチームメイト、大会運営に携わっていただいている皆さん、ご指導いただいている顧問やコーチの先生方、担任をはじめ、皆さんを見守ってくれている長崎日大の先生方、生徒会をはじめ、様々な形で協力してくれている生徒さんたち、皆さんのことを何よりも大切にして、応援してくれている保護者の皆様などなど、そして、もっと広く言えば、医療従事者をはじめとする、世の中を支えている職業の皆様などなど、自分を取り巻くすべての環境に「感謝」と「尊敬」の気持ちを持っていただきたいのです。
これは、これからの大会に出場する選手の皆さんだけではありません。リザーブとしてそれぞれの部活動を支えている皆さん、部活動をやっていてもいなくても、それぞれの努力によって長崎日大を支えてくれている皆さんに対してお願いしたいことでもあります。
今回は、感染防止の観点から無観客となった競技も多く、一般の生徒さんによる応援もできません。中には部員であっても競技会場に入れない競技もあると聞いております。直接応援することはできなくても、ここにいる1591名が、皆さんの応援団であることを忘れずに、長崎日大の誇りを持って、プレーをしてきて下さい。
また、1591名全員が、自分がやるべきことをしっかり務めることが、最大の応援であることも忘れないでいただきたいと思います。
長崎日大は、全員が学校代表であり、全員がお互いの応援団です。全員が「チーム日大」です。
大会期間中だけでなく、すべての部活動において、すべての学校生活において 「感謝」と「尊敬」の気持ちを大切にし、自分とは異なる努力と異なる存在を認め合って「感動」を共有する長崎日大を創っていきたいものです。
中学生徒会長の今里くん、高校生徒会長の鳥嶋くんのご挨拶の中にも、選手の皆さんに対するリスペクトや周囲の皆さんに対する感謝という表現が見られた。両生徒会長さんと気持ちは同じだなとちと嬉しい気分の吾輩であった。
さあ、大会に向けてのラストスパートとなる週末である。
頑張れ!日大!である。
本日はここまで。