高校総体直前、どの部活動も土日でかなり追い込んでいた。週明けの月曜である本日はお休みとする部活動も多いようである。いよいよここから調整に入り、いよいよ勝負!というところだろうか。
昨日は、学校周辺で練習している部活動を見て回ったところである。
どの部活動もいつも以上に力の入った良い練習が展開されていた。
午前中の最後に訪れた柔道部では、最後の最後、追い込むトレーニングがまさに最高潮であった。
とはいえ、ただ単に追い込むのではない。
合理的かつシステマチックな、それでも「これは相当キツいだろうな」という練習であった。
顧問である松本先生の「自分に負けるな」という檄が響く中、
とにかく、秒刻みで全員が無駄なく動き、鍛えていくのである。
県高校総体で6連覇中の長崎日大の柔道部である。少々の練習ではびくともしない主力メンバーがかなりきつそうであった。
しかし、その中で途惑う後輩に指示をしたり、励ましたりという温かい動きも見て取れた。そこがまた素晴らしい。
昨年度、公式戦が全く実施されない苦渋の1年を過ごした先輩たちの分まで頑張ってほしいものである。
どこの学校も必死で練習している。その中で勝つことは至難の業である。
しかし、それよりもはるかに難しいのは勝ち続けることだろう。
連覇を目指す柔道部、サッカー部、陸上部をはじめ、それぞれの目標を掲げて頑張っている長崎日大の部活動諸君の健闘を祈るのである。
本日はここまで。