夏の甲子園をかけた長崎県大会第3回戦。
壱岐高校さんとの対戦であった。
結果は残念ながら、0対2の敗戦であった。
その悔しさは、選手諸君と平山監督以下コーチングスタッフが噛みしめていることであろうから、吾輩は語らない。
最後の夏が終わった高校3年生の皆さんには、
「君たちの高校野球はこれで終わったが、君たちの人生はこれから始まる。ここから、残りの高校生活をどのように過ごすかが人生において大切なんだ。」と声をかけたい。
新チームに対しては、「今日の思いを忘れずに、センバツにつながる秋季大会に向けて走り出せ!」というところだろうか。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」である。
勝って奢らず、負けて腐らず、強くなるための節目を刻んだ夏だと思ってほしい。
野球に限らず、スポーツに限らず、あらゆることにおいて、歴代の多くの先輩たちが刻んできた「喜びと悔しさ」の中で、長崎日大は成長してきた。
平成5年3月、初の甲子園となった春のセンバツ、多くの卒業生が埋め尽くすアルプススタンドで、「君たちがいたから今がある。あの頃があるから今がある。」と叫んだことを思い出す。
野球部の高校3年生の皆さん、本当によく頑張ってくれました。お疲れ様でした。保護者の皆様も熱いご支援ありがとうございました。
近い将来、アルプススタンドで会いましょう。
本日はここまで。